学校をさぼっていたことが
親にバレしまい
とうとう逃げ場を失った。
どうしてここまでして
逃げたかというのは
漠然と将来への悲観からだった。
その悲観から、現状の自分を
受け入れられなかった。
実をいうと
わたしは10歳近く年のはれた兄がいる。
わたしが5歳ぐらいから
兄の高校受験について
母が話しているのを耳にするようになる。
兄はバイトをしながら自分のお金で
公立の高校を卒業したのだ。
ある日を境に母はわたしに
事あるごとに言うようになったのです。
うちにはお金がないから
あぱぽちは高校には行かせられない。
行きたいなら自分で働いていきなさい。
まだ小学生にもなっていなかった
あぱぽちは母から再三言われ続け
高校は何百万もお金がかかると
おどされていた。
その時点でわたしは
中卒で働きに出るという
選択しかないと知った。
つづく