少し遠目のレストランへ朝昼ごはん食べに行きました。

ペメックスやブラスケムがある工業地帯。

レストランの名前はその名もel rancho, エル ランチョ。
田舎という意味です

お通し的な?
ケソフレスコ(フレッシュチーズ)、
フリホーレス(黒豆煮)、サルサとトスターダが出てきました。

私はセシナとエンチラーダ頼みました。
セシナは塩味の干し肉で美味しいです。200ペソ。

主人は モハラ mojarra フライ。195ペソ。
モハラってティラピアとおもうんだけど。違いのかな?!
白身魚です。海のと川のがあって、
私は臭みのない海産のが好きです。

メニュー。

お腹いっぱい、2人とも夕飯いらなかった!あんぐり

なんか少し旅行した気分よ(笑)


津波のように押し寄せた水。
被災地では、まだまだ元の生活に戻れる気配はありません。

思い出も、お気に入りの家具も、好きな服も、買ったばかりの家電も、みんな泥水まみれになってしまいました。。

買い物もままならない被災地の方たちは
支援物資(despensa トイレットペーパー、缶詰、レトルト食品など)をまってます。(火事場泥棒も現れてます‥)

真っ先に届けたのは誰だと思います?
政府?大統領?市民団体?
なんと犯罪組織(麻薬カルテル)です。
CJNG(ハリスコ新時代カルテル)。

え!って思われるかと思いますが、
これはよくあることなんです。
災害時に麻薬カルテルが支援物資を配るのはよくあります。
メキシコ人には驚きではない光景です。

政府は受け取らないでと呼びかけますが、
混乱時に政府の呼びかけは届かないし、彼らがなにかわからない人たちもいます。

今回は政府や知事の対策が遅れを取っており、
彼らの支援物資はむしろ歓迎されてます。

関連記事を読みたい方は 「cjng poza rica 」でFacebookやXを検索してみてください。


これは昨日被災地を訪れた大統領の映像。
助けてください、家族は何日も行方不明です、なんとかしてください、と色んな人が口にする中
メキシコ大統領は口や指をあてる動作をし、
早速メメ(ミーム)になってました(^_^;)



あしあとあしあとあしあと
皆さんはどうでしょう?
お金がなくなって、家はめちゃくちゃで、、
そんなとき誰だかわからないけど支援物資をもってきて、それをみんなが受け取ってたら…
受け取ってしまってもおかしくないですよね。

メキシコはいいことの後ろに怖いことが隠れてるのでそれが闇深さかと思います。 

支援物資を受け取ったからといって、必ず何かおきるということはありません。

しかし 犯罪組織だけど、困ってるとき手を差し伸べてくれた、という記憶が住民の間で広がっていくのです。
そして、何も知らない子供たちには彼らが政府より役立つヒーローに見えてしまいますよね‥



太平洋側とメキシコ湾側に雨を降らせる雲が数日前からありまして、豪雨をもたらしました。


各地で洪水が起きました。
被害者数は37名に。 
イダルゴ州、プエブラ州、ベラクルス州、ケレタロ州。

人間のものだけでなく動物たちむけのものももちろん受け付けてます。



メキシコでこのような洪水が起きるのは 珍しくないです。

排水設備がわるいうえ、ポイ捨てがおおくて排水溝に水が流れにくくなりすぐ冠水します。


しかし対策らしい対策はしない…不安