ノルマンディー上陸作戦 72時間前の出来事についての作品。
スペイン語タイトルは El día D : bajo presión です。
オリジナルタイトルは Pressure プレッシャーで、
気象予報チームのプレッシャーを指してると思います。
邦題も「プレッシャー」になるのかな。
ノルマンディー上陸作戦決行を月曜の朝を検討している連合国軍は
決行予定日3日前に2人の気象予報士を呼び出し、
当日の天気を的確に予想するよう指示。
気象予報士はクリック氏とスタッグ氏です。
クリック氏は過去の同様の雲の流れがあった天気図から作戦予定日も快晴になるだろうと予想。
かなり自信を持って報告。
スタッグ氏は各時間帯の天気図、各地の風の強さ、流れから嵐の来訪を予想。でもこれが確かだとは言えないとひと言添える。
誰も天気をコントロールできないから。
2人の全く違う予報に戸惑う上司たち。
外では大量の兵士たちが命令をまってる。
そんな中、スタッグの妻がいる町が爆撃にあい
妊娠中の妻は病院へ。
安否がすぐ確認できず、動揺するも、スタッグは気象予報の任務を続行する。
葛藤の末、最高司令官であるアイク(Ike = ドワイト・アイゼンハワー)は
周りの意見に流されないスタッグの意見を最終決断にの判定要素にする(助手の助言もあった)。
つまり悪天予報のため、月曜の作戦は延期。
スタッグは火曜日に一瞬晴れ間が訪れるとも予報。 その予報を信じ火曜の朝の進撃を決定。
なぜなら次の天気のいい条件が揃うタイミングは2週間近く先で、
それまでの兵士を待たせるのは厳しいから。
日曜日の朝、穏やかな天気が広がっている。
教会では和やかな雰囲気の中ミサ。
これから大雨が降り、船をのみ込むほどの高波で海が荒れるという嵐がやってくるというスタッグの予報を何人かは疑問に思ったかもしれない。
しかし雲が流れ始め、空は暗くなり天気は急変。
上陸作戦の火曜の朝。
まだ荒れ模様の海の中から、
海から陸へ進撃する兵士たち、迎撃に遭い思うように進まない、しかしスタッグの予想通り雨が弱まる瞬間が訪れ、空からの強力な援護を受けられることに。歓喜に沸く司令塔内。
......
任務を終えたスタッグは軍が用意してくれた病院直行のタクシーに乗り込む。
病室の妻を見つけ安堵、
妻のとなりには無事に生まれた息子の姿が。
大半は会議みたいなシーンの映画ですが、
テンポよく眠くならず楽しめました。
後半5分くらい戦闘(戦場)シーンがあります。
私の苦手な スペイン語字幕&英語(オリジナル)なので
理解しにくい点はありました(T_T)。
アイクが スタッグに、「晴れるのか晴れないのか」、「作戦を実行していいのか、しないほうがいいのか」、って
凄むシーンは印象に残りました。
そんなこと言われてもねぇって思うよね。
あと電話の通話内容が漏れちゃった?みたいな会話もあったんだけど、そのシーン早くてわかりませんでした。
多分それでスタッグから積極的に妻の安否を確認する電話をかけなかった…という流れになったんだと思うんだ。
スタッグは周りの意見、予報方法、上司たちの「月曜に決行!」というプレッシャーに屈することなく、
自分で導き出した天気を、そしてその根拠を的確に伝え続けます。
その揺るぎなさがアイクの決断を押し進めたのでしょう。
ブレンダン・フレイザーのアイク司令官役、威厳があってよかった。
良い映画でした
