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El Secreto del Río: Sinopsis
【第3話 嘘が許される時もある】
マヌエルにブレスレット発見のことを伝えるエリック。
動揺するエリックを落ち着かせるマヌエル。
ふたりはパウリーナの家に行く(侵入する)。
パウリーナの父親オルランドは事件の捜査を担当している警察。もしかしたらブレスレットが家に保管されてあるかもしれない。
人の気配を感じるパウリーナ。
ブレスレット探しを始めるマヌエルとエリック。
そこに父親が忘れ物したと戻ってきた。
2人はクローゼットに隠れるが、物音をたててしまいバレてしまった。
問い詰められる2人を見てパウリーナが機転を利かせ、かくれんぼしていたのよと助け舟を出してくれた。
元気のないラファエラ。
ソランジュにどうしたの?と聞かれる。
「祈りは届かなかった…母親が死ぬことをどうやってマヌエルに伝えればいいのか‥」
とラファエラ。涙が止まらない。
結婚式の写真を見ているルイサとアナ。
何をしてるかとハシントにきかれ、
ブレスレットが見つかったから女がいた可能性があるから写真を見直せと言われたと答えるルイサ。
オルランドからハシントに引き渡されるエリック。
ハシントはあいつ(マヌエル)とつるむなと言ったろうと怒る。クローゼットで何をしていた?かくれんぼとは言わせない、キスか?と怒鳴る、
それを横で聞いていたルイサがうんざりした様子で、考えすぎだ、子どもたちは一緒に居て一緒に遊ぶもんだと言いハシントを諌める。
怒りが収まらないハシントは土曜はずっと家にいろと言う。野球に出る予定だったエリックは落ち込む。
ルイサにもしエリックがゲイだったらどうする?と言われ何も答えられないハシント。
そんなふうに考えたことはなかったようだ。
追い出すのか?殴って思い通りにするのか?
エリックの気持ちを考えてほしい、息子を愛してるように見えないとも言われる。
パウリーナの家で過ごすマヌエル。
クローゼットにいた本当の理由は言えない。
パウリーナの部屋のカラフルな飾りやキラキラした持ち物に目を奪われるマヌエル。
外出禁止のエリック。
マヌエルの母 カルメンからの電話を受けるルイサの声を聞く。
書類を送るから住所を教えてというルイサ。聞き耳を立てるエリック。
住所はオアハカのものだ。
エリックの様子を見にマヌエルが来る。
網戸越しに話しかける。
エリックはさっき盗み聞いたカルメンの住所をマヌエルに伝える。マヌエルはそれは僕の家だと言う。
なんでアメリカにいるなんて嘘をついたのかと不思議に思うマヌエル。
エリックが、チャンテおじさんが毎週火曜にサリナクルス(港)に向かうからそのトラックに乗って会いに行こうと提案する。
ハシントがエリックを赦しにやってきた。
「あんなに厳しく叱るつもりはなかった」、
そして「息子がゲイなら居ないほうがマシだ」と改めて
ゲイの存在は認められないと伝える。
その声は壁の向こうに隠れているマヌエルにも届いた。


マヌエルに「お母さんのいる都市名は何?」
「何も聞いてないよ?アメリカから電話かけてるんでしょう?」と問われ答えられず動揺するラファエラ。
オルランドのもとに
報告書が届いた。
セルヒオの服から指紋が発見されたという。
それは子供の指紋だ。
オルランドに写真を見返したが特に怪しい女は写ってなかったと報告するルイサ。ビデオカメラも渡す。
火曜日の朝、チャンテおじさんのトラックにこっそり乗り込むマヌエルとエリック。
荷台でこの村に来る前の思い出を話すマヌエル。
マヌエルにはお父さんにゲイになるなと言われたという記憶がある。
お母さん(カルメン)はあなたがゲイかどうか気にしない、あなたの幸せを祈ってると言ってくれた。

フェリア(縁日)にお母さんと行った思い出が蘇る。そこはいま大切に持っているぬいぐるみを手に入れた場所だった。
「いつも違和感はあった、いつも女の子の持ち物に憧れていた。」
「どんな見た目でも僕は女の子だ」
はっきりとエリックに伝えるマヌエル。
サリナクルス港についた。
大人たちにバレないようにトラックを降りる。
所持金を確認する2人。
117ペソ。 タクシー代にはなりそう。(タクシーは初乗り30ペソ前後です)。
市場で偶然マヌエル達の担任と会うルイサ。
エリックの調子を聞かれて答えられない。
調子とは?
担任が「パウリーナからエリックとマヌエルはデング熱と聞きました」という。
村を抜け出す計画があったエリックは、パウリーナに担任に嘘をつくことを頼んでいたのだった。
状況が飲み込めないルイサ。
オアハカ。
マヌエルの家に着いた2人。 誰もいない。
近所の奥さんが「あらマヌエル帰ってきたの?ママは退院したの?」と声を掛ける。
隣にいた奥さんに「マヌエルのお母さん死にかけて救急車で病院に運びこまれたのよ」と事情を話す。
それを聞いて驚くマヌエルは走り出す。
一人で座り込み悲しむマヌエル。
いとこのお母さんは病院に運ばれて戻らなかった。
その思い出がマヌエルの不安を増大させている。
「お母さんに会いに来たんだろう、探そうよ」マヌエルを励ますエリック。
オルランドが式の写真を見直してる。
マヌエルのブレスレットに気づく。
ラファエラが貯金箱をみている。
100ペソ足りない。
「なんて子たちなの‥」愕然とするルイサ。
しかしどこにいったか見当がつかない。
病院について、入り込むマヌエルとエリック、
部屋を1つずつのぞき
お母さんの病室をさがしあてた。(田舎の小さな村の病院なので広くない)
寝ているお母さんに声を掛けるマヌエル。
とてもぐったりしている。
嘘をついたと責めるも、やっとお母さんに会えた喜びで胸がいっぱいのマヌエル。
こんなことにいないで、一緒に帰ろうと伝える。
「お母さんもうすごく疲れちゃったから‥」
そう言って目を閉じてしまうカルメン、寝てしまったようだ。
ぬいぐるみをカルメンの胸に置いていくマヌエル。
「おばあちゃんと迎えに来るからね。」と伝える。
病院の職員に見つかる前に病室を去るマヌエルとエリック。
ビデオを見返すオルランド。
写真には写っていたマヌエルのブレスレットがビデオ撮影時にはなくなっていることに気づく。
教師、母親、ルイサ、ラファエラに囲まれているパウリーナ。
マヌエルとエリックがどこにいるか教えてくれといわれるが、嘘をついてと言われたとだけでどこにいったかわからないと答えるパウリーナ。
もう日が暮れてきた。
村人たちでマヌエルとエリックの捜索を開始することになった。

村についた2人を大人たちがむかえる。
マヌエルは正直にお母さんに会いに言ったと伝える。
エリックが横から、電話の内容を聞いてたんだと言う。
「お母さんとてもしんどそうだった、
迎えに行かなきゃ、ねえ、迎えに行こうよ」
涙ながらに訴えるマヌエルを優しく抱きしめるラファエラ。
マヌエルの母を恋しく思う気持ちを前に、誰も嘘をつきこっそり村を出ていったことは責められなかった。
ソランジュにブレスレットについての心当たりを聞くオルランド。
(なぜオルランドがソランジュに聞きに行こうと思ったのか分からないけど、セルヒオがゲイかもという状況だからか?。しかしほんとにゲイなのか、酔ってたまたま小さい男の子にいたずらしたくなったのかは不明)
オルランドはどうやってアナやルイサに伝えればいいのかとうろたえる。
マヌエルだって辛いんだとソランジュはマヌエルを思いやる。
しかしマヌエルは何も言ってきてないぞとオルランド。(いたずらされたというのは)憶測に過ぎないと。
「聞く必要なんてない、時には傷ついた者は何も語る必要がないものだから」
「目を見ればわかる」
最近様子がおかしかったマヌエルをラファエラは知っている。
「何がどうであれマヌエルは危険な状況に晒されていたに違いない」と。
ソランジュはオルランドの目を閉じさせ事件当時を想像させる。
人気のない水辺にいるマヌエル‥
酔っ払ったセルヒオがやってきて‥
体を触ろうとして‥
乱暴を‥
オルランドの頭の中で「やめて」「はなして 」というマヌエルの声が響く‥
今度はパウリーナで想像してみてというラファエラ。
「パパ!」「助けてパパ!」
目を開けて何かを思うオルランド。
ブレスレットをソランジュに渡し
「誰にも言うな」といい去っていく。
.........
おまけ。
イベントに参加した
左 : パウリーナ役の リサ・リバス・アバロスちゃん Lisa Rivas Avalos (11歳、アカプルコ出身)。
右 : マヌエル役の フリーダ・ソフィア・クルスちゃん Frida Sofía Cruz (13歳、メキシコシティ出身)
