#LadyTacosDeCanasta で話題となってます。
昨日メキシコシティで
タコスを自転車で売っていたmuxe(オアハカ地方では女装してる男性をこう呼ぶ。この方はオアハカ出身らしい)が警察に注意され
挙げ句に商売道具(自転車、タコス入り籠)を取り上げられました。
口頭注意だけで済むことなのにね!

彼女(彼ですが、以下「彼女」)は怒りで奪われたタコスを道路にぶちまけました。
「生きるためにここでタコス売ってるだけなのに!!!」と叫びながら。
なぜまだ食べれるタコスをぶちまけたかというと、
警察はこうして押収したものを
食べたりするから‥ヽ(`Д´#)ノ
メキシコシティでは美観を損なうとの観点から
自転車やバイクでの移動販売を禁止してますが、
(路上販売は許可された定位置なら良い)
いまはそんなこと言ってられる状況じゃないです。
みな日々生きるために一生懸命。
なんとか日銭を稼ごうと努力してます。
収入が約束されてる警察には
彼らの苦しみはわかりません。
彼女の販売方法は確かに違反でした。でも、
この警察の対応の仕方はありえない。
商売道具まで取り上げることないでしょう?
彼女の怒りは多くの市民の賛同をえました。
みな警察の横暴さに怒り心頭です。
そして、
翌日(今日)の続報。
警察はタコスの代金を払い、自転車は返却されました。
また、
これを機に彼女は販売場所をもらえた(?)そうです。
ピノフアレス地区にあるそう。
(⌒▽⌒)