また夜中に トイレでひと騒ぎあったが、
朝はまたいつも通りであった。
つまり、父はゆっくり食卓にきて、
ご飯を少し食べて、
お茶を飲み、ベッドに戻ってテレビを見て、
二度寝して。。という感じ。
相変わらず父はよく怒鳴った。
母に怒鳴られて辛くないかと聞いたら、
優しかった頃の思い出があるから。。と言っていた。
天気があまりすっきりしないので
今日も、ホームセンターの乾燥機を利用しにいった。
緩和ケアプランは
週2回の看護師さんの訪問。
週1回の医師の訪問(金)だという。
契約時に
主な介護者に母の名前が書かれたとき、
母は少しイヤそうだったという。
プラン内容には「基本奥さん(母)一人での介護となるので良く話を聞き出し、サポートする…」というようなことが書かれていた。
このチームは在宅緩和ケア専門の方達。
ノートも作ってくださってあり
毎回の訪問の記録がある。
こちらは食べたものを記録する表があるので、
そこに食事の記録。
今日は看護師さんが来る日ということで
母は掃除も気合い入れてた。
あとタオルやバケツの用意などでバタバタ。
看護士さんは笑顔の優しい方で
私が来たことを
母にはとても助けになるから良かったと言ってくれた。
姉は半休、有給つかってサポートしたり、
週末実家にきたりしてるけど
やはり24時間誰かそばにいるのとは違うんだよね。母はひとりで心細かったと思う。
看護師さんはバイタルチェックなどをして、
むくみとりマッサージをかねた足湯を父にしてあげてた。
むくみがすごい。足首がなくなってた。
そして、母が言っても聞かないから
オムツを常時つける事を提案してもらった。
今はパットみたいのを当ててるけど、
オムツは嫌がっていた。
お風呂にうまく入れないと訴えると
訪問入浴の案内をしてくれて、
早速明日くることに。
きっと気に入りますよって。
このベッドで半分占められた部屋に湯舟が入るの?!
私は半信半疑(笑)
父が寝てる間は昼間でも夜でも
私は二階の自室で折り紙をしてすごした。
あとワンコの世話をかねた散歩。
父の終わりが近いなんて
まだ信じられなかったから、
介護がもっと大変になるなら
帰国日変えようかなと思い始めていた(帰りの飛行機は5月末にとってあった)。
飛行機代を見たりしてた…
父が入院するにしても、
ワンコの世話を手伝ってあげたいし。
それでもし最後を看取れなくても
悔いはないだろうな〜、、
最大6か月は日本にいれるから。
主人は心配だが春ちゃんだけ(猫一匹)なら
そんなに大変じゃ無いだろうし…
…そんなことを考えてた。
でも、
この日は父が亡くなる1週間前であった。
刻々と最後はせまっていた。