メキシコ時間の1月18日の夕方17時頃。
イダルゴ 州のあるパイプラインで
開けられた穴から噴き出す石油(燃料/精製前のガソリン)を汲み取る人達がいました。
それはおよそ300人くらいだったとのこと。
石油は燃料。
少しでも火花がおきたら。。大爆発です。
消防隊は燃え盛る炎に近づくことができませんでした。
ガス栓が開いたまま燃えてるようなもんですからね。
大統領はレオンへの訪問を急遽キャンセルし
対応しました。
4時間ほどで鎮火しましたが、
結果として
70名以上の死者がでました。
それとは別に100名以上の行方不明者(おそらく焼け消えてしまったのかと…)。
※この辺の数値はまだ不確定なとこもあるから、
日々変わっていくとおもうよ。
そして多数の負傷者。
近隣する州からの応援もうけてます。
家族を失った人が泣きながらインタビューに答えてました。
でも誰も同情しません。
死傷者は全員「泥棒」ですから…

石油はよく燃える。
そして、パイプラインからのぬき取り時の爆発事故は昔からたびたび起きてます。
(穴を開けようとするとき工具をつかう。その時に火花がすこしでもでたら即爆発)。
泣く遺族に、「じゃあなんでガソリン泥棒させたの?」とひややかな 意見だけ。
負傷者は病院で治療を受けてるというニュースに対しても、
「この人たちのせいで私の順番が後回しになるわー!
」ってコメントが。

遺族の一部は国に保障してほしいと言い出す始末。
もちろんみんな、
「は?!
何言ってるの?!」状態です。

大統領はこの事件をうけ、
ガソリン泥棒根絶してみせると発言。
この方は軍隊をどんどん投入してるから、
メキシコ全体が軍隊まみれになりそうな。。
黒いマフィアだと揶揄される理由がわかったわ(^_^;)
と、こんなことがありましたという記事でした。