良い映画でしたので、書き留めておきます。
内容かなりすっ飛ばして書いてます。


不妊治療に取り組むある夫婦。
何度かの人工授精を試みたあと
夫側に精子がないことが発覚。
説明をうけ、
精巣から取り出し体外受精させることに。

良い受精卵ができたけど
一度目の移植結果は陰性。

夫婦は確率をあげるために
医師のアドバイスもあり、
若い女性から卵子提供をうけることにします。
いろいろ探し、居候にきてる姪に依頼。

夫婦は術前検査やホルモン注射のこと、
報酬のことを説明します。
体に負担のかかることだからよく考えてほしいというけど
彼女はその場で快諾。  
大好きなおばさんたちの夢を叶えられるなんてこんな素敵なことはない」と。

家族パーティーの日、
一人一人挨拶するとこになりました。
感謝してることや来年の抱負など。

そこで姪は「サプライズがある、卵子提供を決意した」と発言。
何も知らせてない母親から猛反対をうけます。
毎月(生理で)捨てるんだから、必要な人に卵子をあげていいじゃない!
「将来子供もてなくなるかもしれないのよ?」
私は仕事で成功したいから子ども要らないし!
「仕事も子供も手に入れられるわよ」
子供を持ったら何かを諦めなきゃいけないっていつもいってたのは母さんよ?!

もっと早く(母親に)説明すべきだったと夫婦はうろたえますが、
姪は「これは私の意志だし、おばさんたちは悪く思う必要はない!」と言い放ちます。

姪はドナーテスト受け合格したので
採卵に向けて卵胞刺激を始め、
排卵調整にはいります。
途中経過の診察で、
「年齢の割に卵胞が育ってない」といわれ、
責任を感じる姪。

しかしながら数日後の採卵の結果は予想外に良いものでした。

その夜お腹が痛いと苦しむ姪を病院に運び込みます。
先日の検診で卵胞の育ちが悪いと言われた彼女ら、自己判断でホルモン剤を打つ量をあげていたのです。
その福作用のための腹痛でした。
幸い大事にはなりませんでした。


受精卵の写真を冷蔵庫に貼り、判定日を楽しみにする彼ら。
体を張って協力してくれた姪のためのも、着床してほしい。

しかし、結果は陰性でした。

落ち込む夫婦と責任を感じる姪。
姪は夫婦となんとなく疎遠に。。。

「でも終わってホッとしてるよ」という夫。
不妊治療に振り回された日々です。
「人生を取り戻したい」と。
「セックスだってしてない。君のあそこだって長いこと見てない、先生のほうが僕より見てる」
「もう子供はほしいと思わない」

妻の感想は夫とはことなるものでした。
「私は辛いし落ち込んでる!」
不妊治療で痛いこと(注射、採卵など)は、
ほとんど妻側の負担になるから感じ方に違いがありますよね。



9ヶ月後。



ハロウィンの夜にフリーダイヤルから電話を受ける夫婦の姿が。

彼らはあるレストランにいきます。
「これからもう一人来ますから」とウェイトレスに伝え席につきます。
 
手をつないで緊張や不安を、そして期待を分かち合いながら待つ彼ら。

彼らはまた卵子提供をうけ体外受精に再挑戦することにしたのです。


ひまわりひまわりひまわりひまわりひまわりひまわりひまわりひまわり

子供を持つ、持たないは夫婦となると
剥きあうテーマです。

本人たちが望んでなくてもまわかりからのプレッシャーもあります。

不妊治療中のカップルにも、不妊治療を卒業したカップルにもおすすめしたい映画です。
もちろんこれから結婚する方たちにも見てほしいです。

「もう終わってホッとした」といいながら
諦めきれず、もう一度体外受精に挑戦する彼ら。

あと一回…もしかしたら次は…と

なかなか諦めがつけれない不妊治療で苦しむ姿を見事に表してます。