12月12日は
グアダルーペの聖母の日で
カトリックにとっては大事な日となります。
この日に向けて
ロサリオ(el rosario )という
というお祈りみたいのを
各家庭でグアダルーペ像の前で行い、
そのあとタマレスとアトレを振る舞います。
(または他の食べ物)
私の義実家では
ロサリオが9日にあって、
義母さんは50個くらいタマレスを用意してました。
ロサリオは各家庭を順番に回るので
毎年日にちはちがいます。
うちの地区は
大体11月30日くらいから始まります。
毎年のことなんだけど、
義母さんの大量調理スキルはすごい。
ちなみに義実家のタマレスは
Tamales de poza rica という
ベラクルスのポサリカのもの。
これがすごい美味しい。
義母はオアハカ出身ですが、
義父はポサリカ出身です。
ポサリカにはかつてペメックスのプランタがありましたが、
閉鎖されたため義父はこの街にきて
ペメックスの別のプランタで働き始めました。
それで町でオアハカから出てきていた義母と出会ったそう。
義母は19歳で私の主人を産んでいます。
主人は今年31歳。
私と義母の年の約差10歳!(^_^;)
そのあと3人男の子産んでいます。
メキシコにはめずらしく離婚してません。
余談ですが、タマレスってのは
当たり外れがあるので
おいしくないのに当たったらぜひ他のお店のを試してほしいです。
私は初めて食べたタマレスがパサパサしてて、
こんなの二度と食べるまいと思いました。
でも義母のを食べたら
すっかりタマレスファンになり、
いまではアントホ(antojo)です。
さて、ロサリオは
聖書の読み上げていきます。
読み上げた一文を
ロサリオ(日本語だとロザリオ)の珠で数えていきます。
途中に何箇所か小話の箇所があり
これを順番に読み上げる人がいて、
みんなに意見を聞いたりする。
(この点どう思いますか?とか、みんなならこんなとき何を選びますかって。まあディスカッションみたいなもの)
この読み上げる人が話すの大好きなおじさんとかだと最悪です(笑)
話がどんどんひろがって、
もう、校長先生の話を聞いてる感じになる。
ロサリオは儀式とは言え
堅苦しくないのでね、
寄りかかったり座ったりしてもいいけど、
疲れちゃうよねえ。
あくびしたり居眠りする人も結構います

1時間半〜2時間くらいです。
私はカトリック信者ではないので
ふたした瞬間に
「で、これ何のために?」
って覚めた目で見ちゃうときがあるのが
正直なとこです(;´∀`)←ダメ嫁!
家族イベントだから「見学」しますけど、、
この辺が生まれてから宗教に触れてる人と、私のような無宗教者の違いでしょうね。
このあとポサダがあり、
クリスマスがあり、
エルビエホ(大晦日に人形燃やす)
があり、何かと人が集まる機会が多いメキシコです。
どのイベントも各地で差があると思いますが…。
食べすぎて
お腹を壊さないよう祈るばかりです
