今日は人生に多大な悪影響を及ぼす”ロングストレス”の一つ

 

思考のアンバランスについて話したいと思います。

 

思考のアンバランスとは、考え方・物事の見方に偏りがある状態です。

 

人間誰しも考え方に偏りはありますが、ここではストレスを引き起こして

しまうものに限定して話します。

 

その数は優に100を越えます。

 

今日はその中から代表的な例を5つ紹介します。

 

①個人化

何でも自分のせいにしてしまう。

例 「プロジェクトが失敗したのは、自分のせいだ。」

 

②外部化

何でも他人・環境のせいにする。

例 「あいつがちゃんと働いてれば、成功したのに」

   

③読心

他人が思っていそうなことを勝手に推測する。

例 「あの子は自分を嫌っている。」

 

④ラベリング

自分や他人にレッテルを貼る。

例 「自分は馬鹿だ。」 「あいつは腐れ外道だ」

 

⑤白黒思考

何でも良いか悪いか決めないと気が済まない。0か100か。

例 「あいつは良い奴であいつは最低だ」「今日ケーキ食べちゃったから、ダイエット失敗だ。本当自分ってダメだ。」

 

これらの思考に共通していることは

客観的な事実に基づいていないというところです。

 

例えば、「自分はいつもみんなの足を引っ張っている」と考えたとします。

でも、本当に”いつも”足を引っ張っているのでしょうか?

よくよく考えてみると「あ~そういえばこないだの企画では良い案を出して、それが採用されたなぁ」

とか思い当たる節があるはずです。

 

つまり、正確には”いつも”じゃなくて”足を引っ張ってしまう時もある”が正しいです。

 

1960年代にアメリカの医学者で精神科医のアーロン・T・ベックが

認知療法を考案しました。

苦痛を感じている人は考え方が”硬直化”しやすく歪んだものになりがちです。

認知療法では、硬直した思考を解きほぐし、歪みを正します。

 

ただ、思考の偏りというのは、長年の習慣の中で身に付けた「脳の癖」

ようなものなので、簡単には正すことが出来ません。

 

しかし、直すのに成功したらその効果は絶大です!

 

私たちがあまり好きじゃない毎日”コツコツ”したトレーニングが

必要になりますが、頑張って続ければ不屈のメンタルを手に入れることが出来ます。

 

いくつかトレーニングを紹介します。

 

・自動思考キャッチトレーニング

まず、自動思考というのは、意思とは無関係にふと頭の中に浮かぶ思考・イメージのことです。

「今日は良い天気だなぁ」「あの人どっかで見たなぁ」とかです。

 

このような自動思考なら全然問題ないのですが、

「うわっあの子に睨まれた」「自分は本当にダメだなぁ」など、

ネガティブな自動思考は問題です。

 

自動思考は頭に浮かんではすぐに消えていくものなので、あまり意識しません。

嫌な感じだけが胸に蓄積していき、少しづつ自分を蝕んでいきます。

 

それを防ぐために自動思考を捉えることが大切なのですが、

それに有効なのが「瞑想」です。

 

瞑想ってきくと、スピリチュアルな感じがして、

本当に意味があるのか疑うかもしれません。

 

でも、瞑想は科学的にもメンタル・体にも良いことが証明されています。

今では様々な企業のCEOやGOOGLEでも瞑想を取り入れています。

 

瞑想にはたくさんの効果がありますが、その中の一つに

「情動知能」(EQ)が上がる効果があります。

 

「情動知能」とは、簡単にいうと、自分の感情をコントロールする能力です。

 

瞑想も何種類かありますが、大体呼吸だったり、ある言葉に意識を集中させます。雑念も当然頭に浮かびます。

そして、「あっ今違うこと考えてた」とゆっくり呼吸に意識を集中させるという繰り返しです。

その自分が考えていることに気づくというところがトレーニングになります。

 

ちなみに情動知能が高い人はそうでない人に比べて年収が高いというデータもあります。

 

・ シンプルソートレコード

何か大きなストレスを感じたら、その時にどんな思考が頭に浮かんだかを記録していくという方法です。

書き込む内容は状況・感情・思考またはイメージです。

 

状況→あなたにストレスを与えた人、場所、時間

例 「急に道端で知らない人から睨まれた」

 

感情→その時にどんな感情を抱いたか、それぞれの割合を%で表します。

例 「悲しさ20% 怒り50%」

 

思考・イメージ→その時にどんな思考・イメージが浮かんだか。

例 「自分が何か気に障ることをしたかな」

 

記録する期間は最低でも14日間。

この作業を続けると、少しづつ自分の思考のアンバランスに気づくことが出来ます。

 

 

なお、昨日から書いているストレスについての情報は

『超ストレス解消法」という鈴木祐さんの著書を参考にしてます。

 

鈴木祐さんは年間日本語・英語問わず最新の論文を5000本も読んでいるので、科学的根拠に基づいて書かれています。

メンタリストDaiGoさんも何か調べたい時は調査を依頼することもあるそうです。

 

また、鈴木祐は「パレオな男」というブログもやっているのでぜひ見てみてください。

 

明日は「栄養のアンバラス」について説明します。