昼間に会った
交渉中の
相手から
連絡が入った

書類が揃ったそうだ
今の時間は16:00



俺はこのバイクをSNSで
見た時から無性に欲しかった



メカニック達は
忙しそうだし
外は雨がヒドイし
どうしようか?

今日 取りに行くのは
やめよう と比妻が
言うのだが

なぜか俺は今日中に
取りに行きたかった

そしてメカニック達も
仕事が終わってから
行こう と言う

終わったのは
18:30をまわっていた

外もさらに雨がヒドイ
がメカニック2人と
比妻と一緒に
取りに向かった

相手の家まで
行き 改めて書類を
確認する

そこへ裸の男が
入って来て
おもむろに
タバコを吸いだす


するとメカニックの
1人がそいつの頭を
ひっぱたたいた のだ

 えっ〜!

なんと 知り合いだっ!
というより後輩だ!

交渉相手の弟だった


さらに
うちの娘の
大学時代の
同級生だと
言う事が分かり

一気にその場の
空気がなごんだ

俺はこのバイクを欲しかった
理由を自分の中で理解した。

昔から交渉事があると
直感というのか
第六感というのか
頭ではなく
心の底の自分が誘導
することが よくある


そしてこの
交渉相手は
バイクをさばく
ブローカーだった

他にも10台程
あるので買ってくれと!

実は女性なのだが
この先 イイ
ビジネスパートナーに
なりそうだ!


彼女が仕入れて
俺が売りさばく!

今後の話を終えて
ドシャ降りの中を
帰ってきた




人の和を繋げて
くれた1台が
うちの店に収まった!


フィリピン在住の
みんな今日も
がんばろーぜぇ〜❗️❗️❗️