2年ぶりのライブに向けてのユニット的なバンドを組むことになり、ナオヤがギタリストとドラマーを連れて来ました。
シンイチとコージ、ナオヤの友達で共に20代の若者でした。
私の持ってきた曲を元に4人でアレンジを始めるのですが、世代も違い通ってきた音楽やスタイルにまるで接点がなかったのでイメージを伝えるのにもひと苦労することが多々ありました。
それでも久々にスタジオでギターをかき鳴らして歌える事、何より音楽をやれる事に強い喜びを感じていました。
私の書いた5曲、ドラムのコージが書いた1曲の計6曲をおおよそ2カ月半かけてアレンジし、私も含めてそれぞれにブランクがあったのでライブで演奏出来るレベルまで仕上げるのはかなり大変でしたが、ライブの寸前ギリギリで何とか形にすることが出来ました。
バンド名は「SSS(エスエスエス)」
未だに意味も、どういういきさつでついたのかもわかりません(笑)
そしてライブの日がやって来ました。
やれる事は全てやった気でいましたが、やはり内心不安でいっぱいでした。
しかも出番はトリ前、一番お客さんが多い時間帯…
「ここでヘタを打つわけにはいかんな…」
妙なプレッシャーに襲われていました。
そんな不安と緊張の中でライブはスタートし私は約2年半ぶりのステージに立ったのです。
友人以外ほとんどのお客さんが初めて私を見る方ばかり。
最初の方の事はあまりよく覚えてないんですが、それでもステージが進むにつれ段々とお客さんが盛り上がっていくのがわかったときは嬉しかった。
ライブが終わる頃にはかなり盛り上がっていて、私もすっかり興奮しきっていました。
自分にとって大切な場所、ステージ…
再びここに立つ為にもがき、新しい仲間と出会い、歌い、さらけ出し、再認識した事…
もう一度ここに立ち続けたい。
そう思わせるキッカケを作ってくれた大切な瞬間でした。
つづく