また懲りずに始めちゃいました(笑)
さて、どこまでいけるでしょうか…
1996年夏、私はボーカリストに変わりアツシと二人でロンサムロードを結成しました。
我々がまず着手したのは何とデモテープ製作でした。
二人とも既に活動を始めている感覚でいたし、一刻も早くライブや次のアクションに移りたいと思ってたので、メンバーを探すにもライブハウスにプロモーションするにもやりたい事を一番ダイレクトに伝えれる音源を持つことが手っ取り早いと考えたのです。
そして出来たての2曲を持って深夜のスタジオへ籠もり、アツシのドラムに合わせて私は初めてのベース録音。続けてリズムギター、アコースティックギター、リードギターと重ねていきいよいよ初のボーカル録り!
前の作業で緊張がほぐれてたのか思いのほかスムーズにいったような記憶が…
しかし録り終わってモニターから流れる自分の歌声を初めて聴いて
「俺ってこんな声なんや…きったない声やなぁ…」
と気づきました(笑)
収録したのは
「ロンサムトレイン」
「真冬の居酒屋のカウンターから」
当時の思いがいっぱい詰まった2曲でした。
出来上がったカセットテープを持って当時お世話になってた江坂ブーミンホールを訪れブッキングマネージャーと話すうち…
「もうライブ決めてまおか!」
なんとメンバーも居ないのにライブを先に決めてしまったのです。
どないかなるって!
2人とも結構楽観的でした。そして必死のメンバー探しが始まったのです(笑)
スタジオや楽器店、ライブハウスにメンバー募集のチラシを貼りまくり、友人や知人にも声をかけまくりました。
ギタリストとベーシストってことで結構2人セットでの応募が多かったのですが、2人ともバッチリってコンビにはやはりなかなか出逢えませんでした。
そうしてるうちにベースをやってると言う若者がコンタクトを取ってきました。
会って話すとなかなかイカしたロッカーだったのですが、ウチの音楽はちょっと目指すところと外れてたようでした。しかし
「ツレにギタリストもいるので今度ソイツと一緒に来ますわ」
と言ってくれたのです。
しばらくしてアツシのところへそのギタリストの方から連絡がありました。
「ベースの彼はやっぱり自分のやりたい事と違うと言ってます。僕だけでも会ってもらえませんか?」
そうして彼と会い話すことになりました。
バンドの経験も殆どなく、まだあどけなさが残るサウスポーの彼に少々不安を抱えながらも何となく面白そうな期待がよぎったのです。
そして3人でスタジオに入りセッションすることに。
ギターの腕は正直まだまだ未熟でしたが、その純粋さとサウスポーがとても新鮮に映り段々と興味が沸いてきたのです。
「どうする?アイツに決めるか?」
「う~ん、ちょっと不安やけどなぁ…長い目で見たらイケるか…」
「ギターは俺が鍛えたら何とかなるやろ」
こうしてロンサムロードの初代ギタリストは高知県出身で22歳、サウスポーのユウスケに決定しました。
そしてロンサム加入後のユウスケは私に案の定カワイソウなぐらいしごかれまくるのでした(笑)
ベースには私の友人であるアッシュという男にサポートを頼みデビューライブへ向けてスタジオワークを始めました。
「いよいよ歌い手としてスタートやなぁ…」
ただ勢いと情熱だけでスタートさせたロンサムロード、自分の不甲斐なさを知るのはもう少し後になると、このときはまだ知りませんでした。
