しげき「なんで、なつきのやつが東京にまできてるんだ?」
俺は帰りながら1人でぶつぶつとつぶやいていた。

「まぁ、あいつはあいつ。元気そうで良かったのはあるけどなんできたんだろ」
そう考えた俺は次タイミングがあって会った時にでも聞いてやろうかなと思った。


〜週末〜
なつきに連絡をとってみる。
TEL...ぷるぷるる
なんコールかしたあとに
ガチャ
なつき「おっ、これはこれはしげきじゃないですか。どうした?」
鼻につく言い方で電話に出やがった。

しげき「特になんにも要はねぇけどさ今日夜飯とかどう」
なつき「えっ、今日?今日かぁ〜」
考え込まれて数秒
なつき「いいよっ!」

しげき「その間はなんだよっ!!なら飯の場所送っとくから今日19時に現地集合な!!」
ブチッと切ってやった。

ツーツー。
なつき「なによ。あいつ。腹立つ」
その顔には笑みがこぼれていた。


夜。
なつき「よっ」
しげき「おっ」
ゴツっ!!

しげき「あいたっ!!」
何年ぶりだ?この痛み。
「痛ってーな!!手加減つーもんはないんか手加減つーもんわ」

なつき「あるわけないでしょ。勝手に電話きて勝手に電話切って腹たったからたたいてやったのよ。」

やっぱり俺はこいつが嫌いだ。
そう心の中で思った瞬間。

ボコッ!!

しげき「あいてっっ!!!」
(俺の心読まれてる。。?)
そう不安になりながらも食事に向かう2人だったのだ。
扉をあけ、イタリアンレストランの店内を歩いているとふと知っている顔のような人もすれ違った。


しげき「え、、、あ、、あずさ、さん、、?」
そんな訳がないとすぐに後ろを振り向いたしげきだったが、もうその女性の影はなくなっていた。

「み、見間違えだよな、、」

その日のご飯の味はよく覚えていない。

続く。