紳士服販売のAOKIがヒーター付きコートの販売を11月17日から始めるという記事を見つけた。
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AOKIは、2018年11月17日よりモバイルバッテリーを使用したヒーター機能付きコート「ファブリックヒーターコート」(税抜4万9,000円)をAOKIの主要20店舗とオンラインショップにて発売する。
同商品は「暖房器具のように、必要に応じて暖かさが調整できるコートが欲しい」というビジネスマンの声に応え、ライナーに日本製ニット地の布ヒーターを内蔵したビジネスコート。素早く発熱することに加え、本体はもちろん、専用のスマートフォンアプリから4段階の温度調整が可能となっている。ちなみに、ヒーターの発熱温度は36~42度。1段階目の場合、8時間発熱することが可能と会って、遠出や外出時間が長い日にも使える。
https://news.mynavi.jp/article/20181114-724196/
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この会社も他社の後追いしかできない会社だなと記事を読んで感じた。
紳士服のカジュアル化が進む中、
ユニクロやGU等から販売されている低価格セットアップと、
カシヤマ・ザ・スマートテーラーが代表的な
低価格イージーオーダースーツにはさまれ、
ロードサイド型紳士服小売店はどこも苦戦を強いられている。
そんな中、普通のコートでは他社と差別化できないことからこのようなものを作ったのだろう。
販売店舗が限られていることからテスト的な製品であるということは分かる。
ただ、言い方は悪いが消費者不在の独りよがりな製品としか言えない。
上記の「ビジネスマンの声」とやらが一体誰の声なのか詳しく教えて欲しい。
空調付の作業服がこの夏売れたから、
冬ならヒーターをつければ外回りの営業マンが買ってくれるのだろうと思ったのだろうか。
まず、価格が高すぎる。税込みで52,920円だ。
この価格なら国産のメルトンコートなら
中級以上の質のものを買うことができる。
質のいいウールを使っていればそれだけで暖かい。
なのに「スーツはなんでもいいからとりあえずAOKIにするか」
みたいな立ち位置のAOKIが作るコートが50,000円越え?
服装にお金を掛けない層も、服好きな層もどちらも取り込めない最悪の価格だ。
また、自分が一番気にしているのはヒーター部分だ。
当然、AOKIに電子機器を作るノウハウはなく、
外部から調達することになるわけだが、
どこから買ってきているのか書いてないところから見ると
おそらく中国の3流メーカからだろう。
そうなると品質が怖い。
バッテリーが何年持つのかもわからない。
このヒーター部分が使えなくなったら
何のとりえもないただの割高なAOKIコートになる。
そして最悪のケースが異常発熱による発火だ。
サムスンのスマホみたいに燃えてしまったら命に関わる。
色々怖すぎてタダでも欲しくないコートだ。
既存の紳士服小売店はどこも同質化して特長がない。
低価格は絶対条件として、そこでプラスαで
消費者が食いつくような仕掛けが作れなければ、
AOKIのみならず、他のロードサイド型紳士服店も衰退していくだろう。
