国府弘子さんのトリオが毎年多彩なゲストを迎えてのコンサートはもうクリスマスの恒例イベントになっとるな~!
今年のゲストはなんと、低艶音の歌姫ケイコ・リーと30年以上前からイケメンチェリスト溝口肇。
行かなくちゃ!
セットリストまでは書ききれませんが、印象的な競演をちょっと書いてみましょう。
幕開けは毎度お馴染み、弘子さんのPソロでコンサートタイトルにもなっている「アンフォゲッタブル」を。
ボーカルが入ってないのもイイヨね。
(入ってるならナットキングコールだよね)
それからお得意の縦型タイプのピアニカを使った曲を続いて一曲。
楽しい雰囲気が盛り上がったところで、あとはすぐに溝りんとトリオのメンバーを呼び込んでの演奏開始。
今回、なんとベースの八尋さんが急性ヘルニアで緊急入院で代わりに、やじま裕治さんが参加。
なんと前日のリハからのマジ緊急ピンチヒッターだったそうで…
そうは思えぬ堂々たる演奏&グルーブ凄かった!
まずは「エスパス」(宇宙の意)溝りんのオリジナル曲。
無限の広がりがあって良い曲だわ。
続いて「世界の車窓から」
これも溝りんのオリジで超有名な5分番組のテーマソング。
実は12秒しかない曲だったのが、あんまりリクエストされるので10年くらい前に一曲に仕上げたそうな。
すごくこれもスケールが大きい曲になってて感動した!
生世界の車窓、恐るべし!
しかし番組は回数的にはそろそろ一万回を越えそうなモンスター徹子ルームには、惜しいことに千回ほど及ばないそうで…上には上がいるもんですね。
そこから数曲、太く響くチェロの音色を楽しみました。<うっとりねっとり
チェロって脇役でも主役でも色っぽいったらないわ~。
<いつも私が素人チェロさんの伴奏してるからなおさら爆
続いてのゲストは、待ってました!の、ケイコ・リーさん。
もう、スリムなボディーにボンバーなバスト。<ソコか!
もちろんデコルテは限界まで開いてる、だんだんと裾で濃いグラディーションになってるチャコール色のドレスが似合ってセクスィ~。
1曲目は11月にリリースしたばかりの、スタンダード&デュエットアルバムから「Somewhere」
ウエストサイドストーリーの冒頭の、トニーの歌う良い曲だよねぇ。
男声のキーだと思うけれど、ケイコさんのハスキーな声にぴったりですごく良かった。
ジャズのイメージだったけど、ミュージカルというか、歌曲のような歌い上げる曲も素敵だな。
弘子さんとの掛け合いで「Smile」これも、今の時期、今の私、今の時代に明かりを灯してくれるみたいにナイスな曲。力をくれるわ。
あと、マイケルジャクソンの「I Wanna Be Where You Are」
<だったと思うがちょい自信ナシ間違ってたら訂正ヨロ
休憩を挟んで、ドレスも黒のこれまたセクスィーなのにチェンジ。
溝りんもラフなジャケットから蝶ネクタイのサッシュベルトのフォーマルにチェンジで再登場~。
溝りんとフルメンでジャズの名曲「フィーバー」をたっぷり。
ソロ回しも楽しいし、これはマジ心地よ~し!
ケイコさんも元ピアニストの腕を披露、弘子さんの隣にスッと座ってまさかの連弾!凄かったよ!
弘子さんの「スターランド」これも何度聞いてもじぃんと来るんだよね。
チェロの音色を生かして、低いケイコさんの声も生かして、となるとアレンジも自然にナチュラルになるのか、いつもより超技巧で丁々発止というんじゃなくて、すご~くゆったりと良い具合に優しい。
あとはアンコールまでの数曲はあっと言う間。
すごく癒される10thアニバーサリーのコンサートだった。
そして、ラストにこれまた恒例のクリスマスプレゼントの抽選会。
弘子さんがチケットの半券を引いてくれて…
なんと、通って苦節数年の私に当たった!
1000人キャパの小ホールとは言え、たった10人だからかなりのラッキー。
全員のサイン色紙と弘子さんからの小さなポインセチアの鉢植え。
なんだか、今年の運を使い果たした感はあるけど
ま、もうあと少ししか今年ないからイイかっ!
<今年もイイコトづくめだった
気が付けばもう年の暮れってことなんだ。
