歌舞伎っていったって、新作もあればいろんなホンでやるもんですね~。
コレは名人三遊亭円朝の人情話を膨らませて通し狂言に仕立てたもの。
先代の菊五郎が初演で、六代目に受け継がれていると知って、な~るほど!似合うだろ~な~ってなお話だった!
まずは人と馬「あお」ですよ青!<足並み爆カワイイ~
主人との別れをソデを咥えて惜しむたぁ泣ける、友情の物語り。
冒頭の(故合っての)親子の生き別れ&再会。<鉄板号泣母子モノ~
身分の違いも加わって、子を突き放す虎親のような父がまたイイヨね~。
そして、最後は身を粉にして働く商人のサクセス物語り。<花登だあかんたれ~
嫁取りシーンはドタバタ喜劇で、これまた身分違いの紺屋高尾っぽい口説きが泣かせる。
ラストは華やかに威勢良く、積み荷が次々に景気良く積まれて幕となる演出も小気味良い~!
<現代劇的なラストだよねぇ
人情もののイイトコ全部入って、気持ちよくの~んびり見て美味しいモン食べ…
<劇場式ソフトクリーム餡子付き&握り寿司&野菜タたっぷり会席美味しかった!
たまにはスリルもサスペンスもないけど、じっくりこういう芝居もいいよ。
事件は上州の田舎で起きてるから、沼田の宿とか塩原とか、前橋だとかもう今のまんまで親近感ある関東近県。<この夏温泉入りに行って群馬県庁のタワー登ってその辺見渡したばっかだぞ
今回、主演の三津五郎さんが初役とのことで。
三津五郎さんの二役見るのも初めてだし、楽しかった!
若い役だし(29歳て、ああっ)嫁取り話だし。<嬉
この人、笑顔がイイヨね~。<顔か
と、ココまで普通に書いといてナンですが…<ええっ
や、まったく関係ないんだけど…
コレ一昨日からワイドショー、ニュースを賑わしてる事件。
某保険金関連の他人の家への乗り込み・乗っ取り・強奪・殺人…この話の冒頭に出て来る毒婦(主人公の義母)に似とるやないかい!
原作は実在の事件を元にしてるんだから、当たり前と言えば当たり前だけど。
いや、いつの世の、どんな悪行も普遍ということか。
偶然ではあれど、あまりにタイムリーで驚いちゃったよ!
それから、いわゆる「モドリ」というか、この毒婦や悪人が最後には不遇の身となり(コノザマで)天罰を受けて改心し良い人になる、それを主人公が赦し、それどころか更正を助けて援助を惜しまず励ましちゃったりすることを、外国人の観劇客はどう見てるのか。
アジアで、仏教で、って国でも、親孝行なんかは解ってるだろうけど、ここまで悪と善のあいまいな国もないと思う。<そこが素晴らしい
中○や韓○じゃ、怨みを水に流すとかありえないだろうし。
欧米じゃもっと、相手の理不尽に目を瞑るなんて無いもんね。
この微妙で繊細な、ニッポンの美徳感覚。
う~ん、花魁も美剣士も出てこない、こういう話で歌舞伎を見ちゃったアメリカ人のご夫婦。
寝ないでちゃんと最後まで見ていらしたから、感想を聞きたかった。<笑