春爛漫~!(^^)/


国立の前の庭園にもピンクの可愛い花が咲き、いよいよ舞台の上だけじゃなく世間も本格的に春だ~。

去年の3月に震災の影響で中止となった演目をリクエストに応えてアンコール上演。


仁左衛門さんの大悪党と色悪を二つ同時に堪能出来る、私にとっては神演目の南北作品。


絵本合法衢  (えほんがっぽうがつじ) を見てきたよん。


笠を深々と被ってのご登場。

黒い鎖帷子に真白の着物、たっぷりの恰幅で大悪党をまずは堪能する序幕です!


※ファン的には網襦袢のセクスィ~孝夫の御腕と懐奥をオペラガン見ですよココ!


思わず声が出る…あぁ孝夫さまだ


行くはずだった舞台に行かれなかったファンがしみじみ感じたことは一緒。

会いたかった~会いたかった~(イェイ我慢)


優男がすっかり板に付きまくりの愛ちゃんLOVE~♪愛之助ちゃん、本演目だとほぼ出ずっぱりというかお役は一つだし。


全編フラッフラしてしてひゃーひゃーしてモジモジして…


怪我して弱ってたまんない!じゃわいのう~♪


イイ男は怪我して弱って殺されて。<最高です


久々にギラギラしてない愛ちゃんを見た~~!

いつもどんなのみてんですか?



二幕で速攻、色悪な太平次親分が私の心をわしづかみ。


コレヨコレッ、これが見たくて生きてたの…<マジ爆


時蔵さんの、うんざりお松(蓮っ葉な女お乞食お頭)を手玉にとってあしらう感じがまたイイヨイイヨ。


綺麗なご新造さん(秀太郎さ~ん)を見て、嫉妬して「謀が上手く行った暁には…抱いて」って意で。


お松が自分をB級に喩え「たまには(白飯じゃなくて)麦飯でも…」と、手を取って誘う女心があぁ可愛いぞ


ソレを孝夫さんが、ちょいと上からいなしてポンポンギュっとして。


「あぁ、ヤってやる…」 ←現代語訳


そうよ、言ってることはそうだから!


まんざらでもない、というかしっかりHで釣ってるじゃないか!


それが「色悪」でございます。

歌舞伎って、結構、悪女が可愛いし、積極的に誘ったりするし…


フリーだよ~~~~!  むしろ爽やかじゃないか。


お気楽なチンピラ稼業を自己満足、肯定する台詞が多いのも頷ける。

お江戸も庶民は辛い、今みたいに辛かったんだもんねぇ…


孝夫さまの色気もますます


「悪の中に溢れる品がある感じ」


極めてくるとこうなるんだね。


孝夫ハムレットで堕ちた私は、この孝夫ヤクザさんの生膝、太腿の白さと太さ(塗ってるから白いのは当たり前だけど)の儚さがスキなんだ!


逞しい男前ではあるんだけど、同時にどこか儚さを纏ってて、勇壮に花道を引っ込む時までも心を引っ張られる。


あぁ、ついてきたい~♪ ここ、そうゆうぶろぐです…


子供殺すは女にゃ無体だわ、嘘八百の口も手も凄い。


こういう男はきっと,○もスゴ…←ヤメナサイ


私的には今回は、死体をぐ~りぐり足蹴にする、シーンがその…

Sでゴメンねゴメンね~♪←萌えらしいよ


そして、私の大好きな左団次さん、しっかり要所で締める良い人で…


悪くなくていいでしょうか?いや、醜女とかでもいいですよ!

身代わり座禅の山の神なんて、左団次さんじゃないとイヤですよ!


通し狂言、久しぶりで楽しい楽しい、踊りがないのは残念だけど、二役二悪。

孝夫ワル大堪能デーですから、これで満足極まりなし!


若い梅枝さんも美しくて声も綺麗だし久しぶりの複眼。


孝太郎さんも、お亀が女としてどんどん強くならざるを得ない?!心情がしっかり伝わってきて可愛い可愛そうで良し。


と、最後にドド~~ンと仇を討たれ、壮大にヤラレテ、すぐ「カ~ット」みたいに起き上がるのも爆笑楽し!

幕を締めずにご挨拶ってのが、小屋芝居っぽい演出で大スキなんだ。


舞台に立つ孝夫さん…そこに孝夫さん。←オペラで3時間もグリグリした私


泣けるほど嬉しい。


※これで感想?ここそれでいいの?演目検索とかまじヤメテくださいよここ!


そだそだ今月の3Fお食事処向日葵のセットデザートはパンナコッタ、苺と生クリームが掛かってて美味しい美味しい。


いつも思うけどセルフサービスの珈琲・紅茶がお代わり自由で本当に嬉しいな。


芝居見物の楽しみ半分はお食事。


久々に実母と行ったのでお写真まで撮って貰って楽しかった~♪


頼んだのは鰻重1800円。<ふわっふわ


いつも外では出て来る半分も食べない母が食べきったのが一番驚いた!