スローインの特徴は、
「足よりも扱いやすい手による
1番多いセットプレー」
ということではないだろうか。
僕はスローインには3つの技術が必要と考えている
1 遠くに投られること
2 早く、速く投られること
3 正確に投られること
スローインが武器になるためには、
遠く、早く・速く、正確に。
が必要。
高校年代で頻繁に議論となるロングスロー。
これは、スローインの一部分でしかない。
スローインの技術の一部と考られないだろうか。
それなのに、
高校より上のカテゴリーでは
ロングスローは通用しない。
で終わってしまっている。
ロングスローの先にあるもの…
僕の中でスローインの最大の特徴は、
オフサイドがないことだと思う。
(前回のブログでも書きました)
ディフェンダーは本能的にオフサイドラインを
感じてプレーしていると思うので、
スピードスローをすれば、
組織的なディフェンスラインを崩すことができ、
ディフェンスにちょっとしたズレを作ることができるようになるとおもう。
また、
高度な戦術としてもスローインを使い分けることがもっとできる気がしてならない。
サッカーは、
不慣れな足をつかう常にミスが起こりやすいスポーツなので、
他のスポーツのような高度な戦術をつかうことがで難しいと考えられているが、
スローインという頻繁にあるセットプレーの中で
アメフトのようなサインプレーをもっと増せば
面白いのにといつも思うが、
いかがなものだろうか。
映像をみていると、
近年になってプリンスリーグのチームの中に、
いろいろバリエーションがあるスローインを
し始めているところがでてきている。
いい傾向ではあると思う。
ただ、問題なのが、
サッカーを今までやってきた方々は、
どちらかというと、スローインをそんなに
重視してこなかったので、
スローインを教えることも
評価をすることも難しそうだなあ
といつも見ていて思う。
世界では、スローインは戦術だ。
例えば、
リヴァプールではスローインを3つに分けて考えている。
1 ロングスロー
2 スピードスロー
3 クレバースロー
ご参考までに
https://number.bunshun.jp/articles/-/852302
インターハイの地方予選ももうすぐ終わり、
夏には全国大会が始まる。
高体連の大会かつトーナメントなので、
ロングスローを多用する高校も
あろうかと思う。
でも、今後進化するだろう
スローイン戦術の一つとして、
暖かく見守ってほしいものである。
