いつだったか、社内に某センサーメーカーさんの新しいソレノイドスイッチのカタログが回覧されてまして。
私は技術的なことはさっぱりなので、ただ
「あ〜またお知らせサインが緑と赤や…」
みたいなことばかりが気になったわけです。
近頃の機器は、LED灯が採用されてるためか、同じ位置で発色だけが変わるのがまたね…気になるところなのですよ。
これは、1型/2型の2色覚の人には非常に確認しづらいやつでは…
自分がもし2色覚で、このスイッチが採用されて、ろくに説明も自分の見え方の理解もされずに叱られが発生し、できない奴みたいなレッテルを貼られたら泣いてまうわ。
日本人の2〜3%(国や地域によってはもっと多いところもある模様)、遺伝の仕方から大多数が男性に発現するので、日本人男性のざっくり20に1人は2色覚なのに考慮されない様を見てしまうと、日本はマイノリティが透明化されがちな社会だな、と主語デカ目に思うこの頃です。
ここまで書いて、もっと公共的なお知らせサインってどうなってるの?と気になってきました。
例えば信号機とか…
と思って調べましたところ、昔からの電球式の信号機については、2色覚の方は明るさの差で見分けられていたようです。
で、LED化にあたっては、青信号に関しては従来より青味よりの発色が採用され、2色覚の人にも見分けやすくなっているようですが、黄と赤はやはり見分け辛いそうです。
昼間は信号機内の配置からなんとか見分けても、夜はね…
だからといって無策な訳でもなく
コイト電工さんが、赤信号の中に3色覚者には違和感ない程度の青味よりのピンクのLEDを✕印に配置した信号機を制作されているようです。
そうなると実物を見てみたいのですが、信号機を見るのはもっぱら移動中、そればっかり気にしていると事故るで〜という状況のため、未だ生活圏での発見には至ってません。
(それにしても、まじまじと観察すると、LED球のサイズやら面の充填方法やら、思いの外色々な種類がありますね信号機)
その他にも
「全部○型である必要ある?」的な発想で、黄や赤の信号機を△や□にするアイデアもあるとか。
ともかく、より包括的な機能を持った信号機が街中で当たり前になって、誰にとってもより安全に運転や往来ができるようになるといいな。
【オマケ】
今の社会は、所謂3色覚がデフォルトで表示物が整備されているけれど、仮に1型/2型2色覚の人の方が圧倒的多数派だったなら、きっと3色覚にはあまり配慮されない社会設計になるだろうな、と想像します。
濃いピンクに赤字で書かれた標識とか、平常運転のときは青、異常信号は緑みたいな表示灯などが平気で存在しているかもしれません。
表示灯に関しては、メーカーAは青と緑だけどメーカーBは青と赤、メーカーCはピンクと緑みたいに、3色覚には非常にややこしいけれど、マジョリティたる2色覚の人には全く不便はなく
「何言ってんの?」
「なんでこれで分からへんの?」
「気にし過ぎちゃう?」
など、悪気なく心無い言葉をかけられるかもしれません。
それは、今、不便を強いられているマイノリティの姿そのものだと思います。
なので、まずは知らなければなんともならないと思うし、知ったからにはできることはすべきだろうなと。
どこまでやっても、全てを包括はできないのかもしれないけれど、この世界はなるべくUNIVERSALであってほしいものだと思う次第です。
