たとえば、誰かと四条河原町で待ち合わせていたとして、京都駅からどのように移動するかを考えます。
市バスに乗っても、地下鉄で四条烏丸→阪急で河原町へと乗り継いでも(多くの人は地下鉄降りたら四条通を東へ歩くかな)、基本的には、京の都の碁盤の目状の通りに沿って
「北へ○筋、東へ□筋」
と移動することなります(※河原町通は河川に沿っているので少しぐねっていますが)。
まあ、概ねこんな感じですかね。

でも、もしも自分がヘリを所有していたら、そして自由に京都市上空を飛べるなら
「北北東の方向□°に〇km」
みたいに、きっと距離と方向(角度)を吟味して最短ルートに進路を決めるでしょう(京都は建物低いしな)。
って、一体何の話かというと、基準点から見た別の点を表す方法には
①東西と南北のような、直交する2方向成分の距離で表す
②基準点が含まれる直線(基準線)と基準点と別の点を結んだ直線のなす角と、2点間の距離の2成分で表す
という方法があるよ、ということなのです。
①のような表し方をするときに使用される座標を「デカルト座標」といい、京都市街は、まことにデカルト座標的な構造をしております(但し、実際の基準点は駅ではなく御所です)。
一方で、東京は戦国時代末に整備された背景から、城下町特有の渦巻状(まっすぐ進軍されないため)の道を持ち、それを皇居を中心に放射状に繋いだような構造になっているため、非常に②的(らしいと人の噂に聞いた)です。

このような表し方を極座標といいます(より正確には、極座標は中心から放射状に伸びる直線と同心円みたいな座標軸の表し方をします)。
そして、街に引かれている物理的座標がどちらであれ、冒頭の話の通り、公共交通機関を乗り継いでもヘリでひとっ飛びしても京都駅から四条河原町に辿り着けるように、京都と東京的な2つの座標系には互換性があり、その橋渡しとなるのが、いわゆる三角関数です。
みたいな話になるのかな~、それとも、もういつの間にかそのへんは終わってるのかな~
結城浩@hyuki
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2022年07月15日 07:10
と思って、ヒイヒイ言いながらデカルト座標に変換してみました。


