春の修繕。 | おまじないコブラはじめました。

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河内美雪さんの『借金王キャッシュ』好きが昂じてこのようなタイトルをつけましたが、中身は数学オタク中年乙女のボヤキです。悪しからず御了承くださいませm(_ _)m

科学的考証とかできてないため、ウンチクは話半分で読んでください。

先週、性懲りもなくまた錦紗の着物を買ってしまいまして。


初売りのときにも見ていたのですが、他に誰なりと幸せにしてくれる買い手がいそうな子(愛好家は対象物を擬人化しがち)だったのでスルーしたところ、裄丈63cmという短さがネックとなり、先週まで残っていたのです。


こんなに可愛いのにね。

ワタクシの裄丈は現代(呉服界)的価値観で言えば67cmです。でも、アンティークに慣れてると、それだけあると逆に手洗い時などに若干邪魔だと感じるときもあり、普段着なら多少短い方(概ね64cm)が楽だと思っています。

で、部屋に吊るして眺めていたら
おや?袖が変な形にツレているな。

これは、元々長かった振りをあとから入れ込んて短くした着物に時々見られる現象です。中の生地が垂れて引っ張られているのですな。

というわけで、性懲りもなく解いてみることにしましたら
これだけ出てきました。

黒地なので見にくいですが分かりますでしょうか?画面下半分が袖の中に入っていた分です。

現在は一尺三寸、元々は一尺六寸五分ほどだったようです。

ヤケもないので一尺六寸ぐらいに仕上げる所存ですが、さて、今春のうちに袖を通せるようになりますかねぇ(錦紗は縫いにくい)…