海外へ送る設備の目録を作っているとき、同封する現地設営用の工具の中にあったラジオペンチを記載するのに「はて?」となりました。
目録は、通関の資料として使われるので、品名は英語表記なのですが、どう考えてもradio pliersは違うよね。
とGoogle先生にお訊ねしたところ、needle nose pliersとか、long nose pliersって言うらしいよ、とのお答えでした。
なるほど、見たまんまなのね。そして、毛唐(←アウトやそれ!)には、あれは鼻先に見えとるのね(日本人の感覚では、むしろ口よね先端部)。
という新たな学びを得たわけですが、完全なる和製英語のradio pliersの味わい深さみたいなものにも、改めて思い至った次第です。
昭和の少年たちが、屋根裏部屋かどこかでラジオを組み立て、深夜にひっそりと電波を拾って聴いている―その傍に転がるラジオペンチの姿の醸し出すノスタルジィ。
今やクッソ(下品ねぇ)腹立つあのおじさんにも、このおじさんにも(なぜおじさんにそこまで恨みが…)そんな少年時代があったのかも、と思うと、いくらか心穏やかに接することができそうです。
現代の若者も「あ、そこのラジペ取って」とおっしゃるので、ラジオペンチの名前は当面健在そうですが、次第に『なにゆへラジオ』というのは薄れていくのでしょうね。
そして、現代っ子にとってのラジオペンチ相当のワクワク道具ってなんなのかな。
なんて考えていて、ちっとも仕事が進まないこの頃です
ダメ会社員…