同じぐらい、幸せになりたい人の情報はお金になる。中でも『幸せ』が他人軸にある人は、とくにお金になる。
おっと、いきなり世知辛いこと言い始めたよこの人。
たとえば、の話。
なんとなく幸せになりたい人(仮にAさんとしよう)が、自分が幸せになるためのヒントを求めてネット上の占いを見たりする。
お手軽なところでは星占いなんてどうだろう。
今日の運勢と共に、ラッキーアイテムなんか書いてある。あ、チョコレートケーキだって。
と、Aさんが仕事の帰りに有名パティスリーに寄ったらもうお金が動く。
そのお金は、チョコレートケーキに対する正当な対価だし、チョコレートケーキを食べてAさんがひとときの安息を得たなら、それはそれで良いのだ。別に。
ただ、そのパティスリーでその日普段より100人ぐらい多目にチョコレートケーキを買う人がいて、ラッキーアイテムはチョコレートケーキとお告げした人がパティスリーの関係者で、定期的に同様の方法で売上を伸ばしていたら、やっぱりちょっとなんか違う。
お告げと連動してケーキを買う人を集計すれば、そのお店の関係者は『占いを信じて従いやすい人』という顧客リストを作ることも可能だ。
そこに掲載されている人におまじない系の要素を絡めた商品を勧めれば、割と効率良く販売できるだろう。
また別の日、Aさんは別の占いをネットで見つけた。
あなたの運命を総合的に判断しますよ、とのこと。
Aさんが、ページに表示される指示通りに姓名、生年月日なんかを入力すると、なんとなくそれらしい運命が表示されて
「なんでわかるの~⁉」なんて思っていると、次の勧誘が。
手相も合わせるとより詳細な判断が出来ますのとのこと。なんでも、画面中のカメラマークをタップして手の画像を撮影するだけのようだ。
なんだ、簡単じゃん。
Aさんは指示通りに操作して、フルネームと生年月日、そして指紋の情報を業者に取られましたとさ。
仮に、その占いアプリにログインするのにID登録が必要で、携帯番号やメールアドレスが必須になっていたら、より価値の高い個人情報群を渡したことになるのね。
その情報、お金の波に乗ってどこへ流れていくのか…
なんて思うと、ちょっと怖い。
占いアプリがヤバイと警鐘を鳴らしてる訳ではないのよ。中には、本気で人にアドバイスしてあげたいひとが運営してるものもあるかもしれないし(その人自体が極めて厄介な場合もあるけど)。
ただ、ワタクシレベルの人間でカラクリを容易に思い付くということは、たぶん既にこの世に存在していると考えられるのね。ソレ。
占い好きが迂闊に個人情報を渡しちゃう(←我ながら偏見スゴいな…)のと、ポイントやお金に釣られてペイペイにカード登録しちゃうのはなんだか似てるなぁ、と思ったので、明日から始まる2回目の100億円キャンペーンに合わせて書いてみました。
もちろん、よくお買い物する所で使い勝手が良いなら、ペイペイ別に良いんでない。とは思いますがね(使えない田舎者のひがみ混入中)。
アア、フォローになってねえ…
てなわけで。
信じる者はすくわれる。の『す』の前には小さい字で(足元を)って書いてあるかもしれませんよ。というお話でした。
みなさん、よく見てね。