さよなら英世、さよなら一葉。
でもしょうがないんだ。産地であるアルザスは、名前の響き通りほぼドイツで寒いし、農薬を撒く代わりに羊が草を食んでいるような畑で葡萄をつくってるし。
決して生産性は良くないけれど、寒さに晒された上質な葡萄からつくられるワインはキリリとうつくしいのです。
そのなかでも、フルール・ド・ロテュスはちょっと違った存在です。

言いにくいので有名な葡萄品種、ゲヴュルツトラミネール―ちなみにドイツ語で“香辛料”と言う意味らしいです―のもたらす桃やライチを思わせるこってりした香りと、アルザスワインには珍しいほんのりとした甘みが感じられます。
30%しか入ってないのに、存在感スゲーな。

そして、単一品種で作るのが普通のアルザスワインには珍しく、複種の葡萄を混ぜてあります。
ワインショップレバンテさんのページでは、残りの葡萄はリースリングとあるのですが、お店ではピノ・ブランだと聞いたような…
飲んだ印象はピノ・ブランかな。後味のほろ苦さはミズ・デュ・プランタンに近い気がしますし、リースリングならもう少しミネラル感や林檎っぽい印象があってもいい気がします。
と、散々書き散らした揚げ句になんですが、葡萄や珈琲の香りをほかの果物で例えるってなんだかな…
もしかして酔いが回りすぎてるのかな?よし、早口言葉で試してみよう。
ゲヴュルツトラミネール、ゲヴュルツトラミネール、げぶっ!
…どうやらろれつが回らなくなっているようですので、そろそろしまいにします。
では、みなさま良い連休を。