交差点で信号待ちをしていると、前の車が急にバックしてくるという場面に出くわしました。
停止線より出過ぎて、交差している道を通る車の通行の妨げになりそうだという判断だったようですが、真後ろで停車していた者としては、少しばかり胆を冷やしました。
ハハッ、少しは後ろも見てくれよな。
などと小さくぼやいたものの、他府県ナンバーの車だったため、慣れない道で焦るのもいたしかたないかと思い直しました。
こんなときは、信号機が電波かなにかを発信し、自動車がそれを検知して自動停止するようになれば便利かもしれない、などと考えるのですが、それはそれで
『そこまでになってしまったら人間は何をすんねん』的な疑問に行き当たります。
そして
『今はこちらサイドが通行する番ですよ』というアナウンスをするものから、人の動きをダイレクトにコントロールする存在へと信号機が変質するのも、ちいとばかし恐ろしい気もします。
利便性や都合の良さを求める心が、相手を変質させる。
モノにも人にもありそうなことですね。
そんなこんなで、現代的に妖怪が誕生する仕組みを垣間見た気がした、交差点での出来事でした。