7、8年ぐらい前に仕事で群馬県太田市に出張した際、帰りの電車の通路に、白い粉の入ったチャック付きの小さなビニール袋が落ちていました。
「何やろな?」
と思い拾い上げると、同行していた会社の人が
「あ、指紋つけた。知らんで~」
などと恐ろしいことを言ったのです。勿論冗談だったと思うのですが。
しかし、そう言われれば、その粉は、片栗粉とか砂糖とか塩とか味の素とか、慣れ親しんだものとは違った質感を持っている気がしてきました。
「どうしよう、駅員さんとか交番に届けた方がええかな!?」
と焦っていると、社内清掃のおばちゃんがやって来たので、会社の人の方が
「こんなん拾たんですけど」
と、その袋をおばちゃんに見せると、おばちゃんは袋をそのままごみの中へポイ、と放り込み、何事もなかったように去って行ったのでした。
…あの粉は一体何だったのだろう?
と、キヨハラ元選手が群馬で覚醒剤を入手していたらしいと聞いて、改めて思うこの頃です。