昨日、半襟にしようと思って買っておいた端切れに鋏を入れたのですが、ただ、巾半分に真っ直ぐに裁つ、それだけのことにずいぶん勇気が要りました。
半分に切りさえしなければ、この端切れはもっと他のものにもなりうるーその可能性を絶ってしまうことを惜しんでいたようです。
切ってしまえば、元の一枚布には戻せないですから。
かように、ある可能性を形に変えることは、その他の可能性をなくしていく作業でもあります。
本当にこれで良いのか、という思いは常に付きまといます。
でも、可能性だけを抱えていつまでも何物でもないものでおいておくのもどうかと思うので、細々と切ったり張ったりしています。
ワタクシの手元に来ることが、可能性の墓場に入ることにならぬよう。
うまく書けませんが、今日はこんなところです。