春らしいかな?コブシ柄です。

帯地はヤケや汚れがありますが生地自体は丈夫そうだし、なにより、うぐいす色ベースの帯には珍しくパンチの効いたモダンな配色が魅力的で、実は数ヶ月前から狙っていたものです。
正尚堂さんが
「今月は勉強しますよ!」
と仰ったのを真に受けて、思いきって
「いくらになりますか?」
と尋ねたところ、本当に勉強して下さり、目標額で購入することができました。
ありがたやありがたや。
この帯のステキポイントは、お腹部分の刺繍もしっかりしていることです。

これは実は大切なことでして…
着物を着はじめてしばらくたった頃、自分の中で刺繍帯ブームのようなものが起こり、はじめて購入したのはこんなのでした。

アラ乙女

が、この帯、お腹部分がこんなんでして

お太鼓部分のイメージでコーデして締めると、前から見ると地味で(色は派手なのに)…
長いこと手元にあるのにまだ攻略できていないアイテムのひとつです。
懲りずに次に買ったのが、こんなやつです。

…なんだろうこの振れ幅。刺繍以外の共通点が見当たりません。
お腹はこんな感じ。

やはりお太鼓部分の気合の入りようとは若干の温度差を感じます。
が、地色と刺繍糸の色目のコントラストが強い分いくらかコーデはしやすく、お正月に『獅子舞でっせ』風に締めておりました。
唐獅子と牡丹=能『石橋』なんで、たぶん本来は五月に締めるものなんでしょうけどね。
ほかにも、お腹部分の刺繍も充実の一本も買ったのですが


どうも、ワタクシ、刺繍帯を見るのは大好きですがコーデするのは苦手なようで、お蔵入り率が高く、しばらく避けてきたのです。
今から見れば、自分の得意ジャンルもよくわからず迷走してたのかな、とも思います。
今回買ったコブシの帯で、『コーデは苦手』意識を克服したいと思います。