千原ジュニア氏が、テレビ番組で、自主規制でがんじがらめの童話の現状をプレゼンされていました。
多少の価値観の変化が盛り込まれること自体が悪いとは申し上げませんが、21世紀の日本は、ホントに不気味だよな~と改めて思いました。
おばあさんをクローゼットに押し込む狼、鬼の肘をつつくキジ…
物語の中で残酷さに触れるのは、そんなに悪いことなのかなぁ。
子供に「それアカンやろ!」とツッコミを入れるチャンスをあげる意味でも、あってもいいように思いますが…
単に、大人が説明しにくいことに蓋をして、ある種の思考停止に陥っているようにも見える昨今です。
とか言って、自分がその残酷さをきちっとお子様に説明できるかといえば、はてさてさっぱりです。
でも、迷ったり言葉につまったりしながら、真面目に向き合う姿を見られても、別にええんでないのかな。
そして、それ以上に気持ち悪いのは、これもジュニア氏が同番組で触れられていた
『みんなが主役』の学芸会です。
これは、みんなが主役の意味を完全に履き違えとるとしか言いようのない現象です。
全員がわらわらと桃太郎や白雪姫を演じる、というのは、裏返せば
「主役(桃太郎や白雪姫)でなければクズだ」という選民思想に他なりません。
色んな役回りの人がいて、その一人一人があってこそ成り立つことを知るーそれが真の『みんなが主役』なのに、狭え価値観だよな~
そして、その発想は、大人が子供にの世界に持ち込むものです。
保育園や幼稚園の先生にクレームつけて、自分の子供を学芸会のセンターにねじ込もうって、どういう発想なんだろう。
ここは(多少炎上しても)大きな声で言いたいのですが
「子供は大人の自己実現の道具ではないので、そういうことはくれぐれもやめてほしい」
と、大人になりきれない中年の立場からお願い申し上げる次第です。
現実社会においては、ある程度の限度っちゅうものはありつつも、しょっぱい役にはしょっぱい役の味わいと、トホホな思い出を懐かしんで面白おかしく語り合う楽しみがあると思いますが…
そういうのは、負け犬の遠吠えなんですかねぇ?