それを見ながら
自分のできることを確認。
そしてこれが最後だからと
自分に言い聞かせる。
リングに入って周りを見渡す。
凄い視線を感じた。
チラッと見ると
なぜか秀虎が僕を睨みつけてた。
怖いから視線をそらした。
試合開始
島村選手サウスポー
困った。
だって試合決まって
柔道家だからサウスポーかもって
馬鹿天狗に言ったら
柔道出身の有名格闘家達は
みんなオーソドックスだから
サウスポーじゃないんじゃない?って。
おい
野村
どうしてくれんだ
と思いつつ
どうしようかと考えてたら
いきなりタックル。
ちょっと待って~
考えさせてよ~
寝かされたら終わりなので
必死に耐える。
この練習ターザンとメッチャしまくった。
足払いもターザンに注意してと言われてたので
問題なかったけど
集中して耐える。
するとリングサイドから
「おいZST!打ち合えやゴルァ!」と
聞こえてきた。
多分・・・
秀虎
1R終了
何も出来ずにテイクダウンを防ぐのに
精一杯。
この時すでに疲れMAX。
そして2R
腕にまったく力が入らない。
ここから自分が何をしたのか
あまり記憶がない。
覚えてるのは
足関で膝がバキバキってなった。
なぜか上取ってパウンド。

そして試合で初めて
サイドポジション。
この瞬間
どうしていいかわからなかった。
だって初めてなんだもん。
そしてどこからか
鉄槌!鉄槌!と聞こえてきた。
この時はパニック。
どうやって打つんだ。
とりあえずニーオン。
マウントに移行しようと
思ったけどひっくり返されたら
怖いのでそーッと戻す。
なんやかんやで気付いたら
スタンド状態。
ダウンとって終わったと
勘違いしてガッツポーズしたな。

恥ずかしい
その後も倒すけど
すぐに起きてくる島村選手。
もう本当に腕が上がらない。
まさに高垣状態。
島村選手のパンチがきてるの
わかってるのに
よけられないくらいしんどかった。

でもなぜか島村選手が倒れたので
夢中でパウンド打ったら
止められた。

ササロックの肩車で
喜ぶ僕。

立つこともできずに座ったままマイクで
何か言ってたな。
なんとかリングを降りて
控え室に向かう途中
歩けなくなり倒れました。
そして意味もなく号泣しました。
今でもどうして最後まで立っていられたのが
とても不思議です。
多分
セコンド・地元で応援してくれてる人達
一番大きいのは会場のみんなの声
これがなかったら負けていたと思う。
あんなに頑張れたのは
地元・北九州でもないのに
みんなが応援してくれたおかげ。
本当にありがとうございました。
そしてこんなに素晴らしい試合が
できたのは島村選手のおかげ。
島村選手じゃなかったら
こんな試合できてなかったと思う。
島村選手
ありがとうございました。

おかげで賞をたくさん貰ったので
12月東京行くので一緒に飲みたいと思う。