プレハブといってもいろいろある が
わたしが住んでいたのは、鉄板造り。
強い風がふくと鉄板がたわみグワーンと音を立てる。
内壁はベニヤ板。
2階建ての外階段。
1階に炊事場、食堂、わたしたち家族の部屋、
若い衆の部屋が2部屋。
2階は全部若い衆の部屋。4間に区切られている。
家族の部屋は2間あったが、1間が16帖くらいあった。
とにかく広い。
トイレは外。仮設トイレ。便器4つ。
古くて汚いうえに離れにあったから夜は怖くて皆で行っていた。
風呂無し。銭湯。
帰りにタバコ屋でアイスを買ってもらって
食べながら帰るのが楽しかった。
車はワゴンや乗用車合わせて7台くらいあった。
父が浴槽を使って池を作って錦鯉を飼っていた。
おかげで猫のたまり場になってしまった。
部分的に読むと、豪邸のようだ。
こういうところに住んでしまうと、
一般的な住宅の価値基準からズレてしまいそうだ。
後々、マンションに住むことになるが、
母はずーっと狭い狭いと嘆いていたっけ。