「日本に追い付け追い越せ」はもう過去の話?
朝鮮日報東京特派員・鮮于鉦さんのコラムです。
日本は技術力を基にした先行逃げ切り体制、中国は人口にものを言わせた猛烈な追い上げ体制。
韓国が日本に酷似した産業システムを止めれば、生き残るチャンスはあるでしょう。
しかし、今さら変えるのは簡単ではありません。
韓国はとても難しい選択を迫られているといえます。
韓国は経済発展の目標に日本を置き、10年で追い付くとか、いや5年で可能だとか、とにかく日本に追い付け追い越せを合言葉に力を注いできました。
実際、目覚しい経済発展を遂げ、途上国に誇れる優れたモデルケースとなり得る可能性がありました。
が、一昨年から発展速度に翳りが出始め、今では深刻な状況に陥っています。
一説では97年のIMF危機よりも深刻だと言われるほどです。
なぜ、韓国経済はこれほどまでに衰退してしまったのでしょうか?
答えは意外と単純で「日本の亜流」だから。
韓国は日本と同じ資源貧国ですので、日本を真似ることで経済発展してきました。
ただ、産業や経済構造を真似るだけなら良かったのですが、韓国人は日本企業の技術を盗んでしまった。
要するに、苦労せずに儲けられたので、状況に満足してしまった。
その結果、won高などの状況の変化に耐えられず、今の不況が起こってしまったのです。
かつて日本も円の急騰で苦しんだ時代がありました。
日銀は毎日のように為替に介入し円相場の安定に努力しましたが、結果は思わしくなく輸出産業のダメージはかなり大きなものでした。
しかし、日本企業は知恵を絞り、耐えに耐えて、円高でも生きていく術を見つけました。
かなり多くの犠牲はあったものの何とか円高を乗り越えたのです。
その後、バブル経済の破綻で金融を中心に不況に陥り、”空白の10年”と表現される経済停滞をも経験しています。
が、これも知恵と忍耐で乗り切り、現在に至っています。
つまり、日本経済は次々に襲ってきた不況を、自分の力で何とか乗り越えたのです。
一方、韓国経済は朝鮮戦争で最貧国にまで落ちましたが、他国(主に日本)の援助で立ち直り”漢江の奇跡”を実現しました。
さらに97年に経済破綻しましたが、他国(主に日本)の援助で立ち直っています。
そして今回。
もう少しwon高が続けば、韓国経済は相当苦しい立場に追いやられます。
そうなれば、日本に金銭援助や技術援助を願い出てくるかもしれません。
しかし、どうでしょう?
以前のように、日本は援助するでしょうか?
あれほどあからさまに”理不尽な反日”を掲げている韓国に援助をすることを、日本国民が許すでしょうか?
おそらく多くの日本人は反対するのではないかと思われます。
過去に少なくとも2回、大きな援助をしているのにも関わらず、韓国人の返答は”反日”でした。
反日は韓国内の諸事情によるものなので、援助をしたくらいでは消えることはありません。
むしろ、「憎き日本に助けられた!」と逆上するかもしれません。
残念ながら、次回も彼らの返答も”反日”だと思われます。
とはいえ、おそらく日本は韓国が困れば援助をするでしょう。
日本経済は韓国に一部依存しているのも事実だから。
また、日本政府は”全世界等距離外交”という摩訶不思議な姿勢なので、隣国が危機となれば素直に対応してしまうでしょう。
そもそも韓国には、日本の技術力、中国の生産力に対抗できる術がありません。
違う土俵、例えばシンガポールのように金融で成功する方法もありますが、それには逆に人口が多過ぎるのと排他的な民族性が妨げとなります。
要するに、韓国経済を高い水準で安定させるのは、かなり難しいのです。
| 朝鮮日報 【コラム】「韓国には日本に対抗する強みがあるのか」(上) 【コラム】「韓国には日本に対抗する強みがあるのか」(下) |
朝鮮日報東京特派員・鮮于鉦さんのコラムです。
日本は技術力を基にした先行逃げ切り体制、中国は人口にものを言わせた猛烈な追い上げ体制。
韓国が日本に酷似した産業システムを止めれば、生き残るチャンスはあるでしょう。
しかし、今さら変えるのは簡単ではありません。
韓国はとても難しい選択を迫られているといえます。
韓国は経済発展の目標に日本を置き、10年で追い付くとか、いや5年で可能だとか、とにかく日本に追い付け追い越せを合言葉に力を注いできました。
実際、目覚しい経済発展を遂げ、途上国に誇れる優れたモデルケースとなり得る可能性がありました。
が、一昨年から発展速度に翳りが出始め、今では深刻な状況に陥っています。
一説では97年のIMF危機よりも深刻だと言われるほどです。
なぜ、韓国経済はこれほどまでに衰退してしまったのでしょうか?
答えは意外と単純で「日本の亜流」だから。
韓国は日本と同じ資源貧国ですので、日本を真似ることで経済発展してきました。
ただ、産業や経済構造を真似るだけなら良かったのですが、韓国人は日本企業の技術を盗んでしまった。
要するに、苦労せずに儲けられたので、状況に満足してしまった。
その結果、won高などの状況の変化に耐えられず、今の不況が起こってしまったのです。
かつて日本も円の急騰で苦しんだ時代がありました。
日銀は毎日のように為替に介入し円相場の安定に努力しましたが、結果は思わしくなく輸出産業のダメージはかなり大きなものでした。
しかし、日本企業は知恵を絞り、耐えに耐えて、円高でも生きていく術を見つけました。
かなり多くの犠牲はあったものの何とか円高を乗り越えたのです。
その後、バブル経済の破綻で金融を中心に不況に陥り、”空白の10年”と表現される経済停滞をも経験しています。
が、これも知恵と忍耐で乗り切り、現在に至っています。
つまり、日本経済は次々に襲ってきた不況を、自分の力で何とか乗り越えたのです。
一方、韓国経済は朝鮮戦争で最貧国にまで落ちましたが、他国(主に日本)の援助で立ち直り”漢江の奇跡”を実現しました。
さらに97年に経済破綻しましたが、他国(主に日本)の援助で立ち直っています。
そして今回。
もう少しwon高が続けば、韓国経済は相当苦しい立場に追いやられます。
そうなれば、日本に金銭援助や技術援助を願い出てくるかもしれません。
しかし、どうでしょう?
以前のように、日本は援助するでしょうか?
あれほどあからさまに”理不尽な反日”を掲げている韓国に援助をすることを、日本国民が許すでしょうか?
おそらく多くの日本人は反対するのではないかと思われます。
過去に少なくとも2回、大きな援助をしているのにも関わらず、韓国人の返答は”反日”でした。
反日は韓国内の諸事情によるものなので、援助をしたくらいでは消えることはありません。
むしろ、「憎き日本に助けられた!」と逆上するかもしれません。
残念ながら、次回も彼らの返答も”反日”だと思われます。
とはいえ、おそらく日本は韓国が困れば援助をするでしょう。
日本経済は韓国に一部依存しているのも事実だから。
また、日本政府は”全世界等距離外交”という摩訶不思議な姿勢なので、隣国が危機となれば素直に対応してしまうでしょう。
そもそも韓国には、日本の技術力、中国の生産力に対抗できる術がありません。
違う土俵、例えばシンガポールのように金融で成功する方法もありますが、それには逆に人口が多過ぎるのと排他的な民族性が妨げとなります。
要するに、韓国経済を高い水準で安定させるのは、かなり難しいのです。