国際社会の中で日本が叩かれています。
例の慰安婦問題です。
よりにもよって日本唯一の同盟国であるアメリカが、同国下院にて通称「慰安婦決議」が提出され5月には議決される見込みです。
これに対して安倍首相は「広義の強制はあったかも知れないが、狭義の強制はなかった。」という何ともつかみ所のない発言で、問題をさらに大きくしてしまった。

安倍発言はアメリカや韓国だけではなく他国にもおよび、カナダ下院、イギリスの新聞、ドイツの新聞、オランダの新聞などにも広がりました。
さらに安倍首相は「政府として河野談話を踏襲する。」と言ってはいけないことを言ってしまい、前進も後退もできない状態に陥りました。
取り返しの付かないことをしてしまった安倍首相は、ブッシュ大統領に電話で「慰安婦問題は話題に出さない。」ことを約束したそうです。
何ともお粗末な話だと思いませんか?
これが経済大国・日本の首相のやることですか・・・。
個人的に安倍さんには期待していたので、とても残念です。

慰安婦問題の根本は、日本軍による強制連行です。
河野談話は「官憲による強制も一部あったようだ。」という曖昧さを残しながらも、韓国政府との政治決着という安易な落としどころに誘われて認めてしまった。
しかし実際は、誰がどこをいくら調べても、強制の事実は見つからないのです。
慰安婦問題=強制連行なわけですから、この時点でこの話は消えて無くなるはず。
が、消えるどころか火の勢いは増すばかり。

本来、消えて無くなっているはずの慰安婦問題。
しかし、今の状態は・・・
慰安婦の強制連行はなかったが、
1993年に韓国との裏取引でそれを認め、
2007年にそれを根拠としたアメリカ下院で議決を待つ状態。

悪の連鎖はいつまで続くのでしょう?
本来ならば、首相が思いきって、
河野談話を否定し、
日本の責任の所在をはっきりとさせ、
反省するべき点を明確に提示する。

とすれば良かったのです。
これならこの先いくらでも展開できます。
が、実際は河野談話を踏襲してしまった。
これではもう何も言えず、謝り倒すしかない。
しかも、今後もこの問題が対日カードとして有効であることを世界中に知らせてしまった。
あー考えれば考えるほど、残念だし勿体ない話ですね。

現在、アメリカは大事な同盟国。
日本の安全保障はもちろん、経済的にもアメリカ無しでは生きていけません。
これはアメリカにとっても同じことで、日本無しでは経済的にもちません。
しかし、アメリカ人は堂々と日本叩きをやっています。
しかも誤った情報を根拠として。

なぜこうなってしまったのか?
世界の警察を自負するアメリカのプライドなのか?
もしくは戦勝国であるが故の敗戦国へのプライドなのか?
はたまた心の奥底に潜む人種差別意識なのか?
真相は不明です。

今回、学んだことは・・・
日本はアメリカ追従一辺倒では、全くダメということ。
これからは・・・
自主的に決断や行動することを大前提として、
世界各地の途上国へのおしみのない各援助で信頼を獲得して、
アメリカへの依存度の少ない経済圏を構築することを、
長期目標とするべきです。