34歳の日常です。

 

結婚記念日2周年でした。

 

社員の女性に何のプレゼントが良いか相談した。

 

「花のプレゼントなんてどうですか?」

 

どこの花屋がいいのだろうか。

 

「アリオにも入ってますよ。」

 

なるほど。。

 

想像した。。

 

アリオの花屋に入る。

 

花屋に花を見繕ってもらって・・・

 

その花を買って、花を持って車まで店内を歩く。

 

花をもつ男性は目立つ。。注目される。。

 

「きっとあの人は今日この一番告白するのかしら・・・。」

 

「ママにプレゼンするマザコンかしら・・・。」

 

こういうとき私はマイナスのことしか考えない。

 

そうだ。単体の店舗の花屋を見つければいいんだ。それなら買ってすぐ車に乗れる。

 

見つけた。

 

アリオの近くの花屋。

 

すぐさま、仕事を終えて花屋へ直行。

 

車を降りふと思った。花を買ったことがない私がなんて注文したらいいのだろうか。。

 

若い女性店員だったらどうしよう。。

 

榮倉奈々ちゃんみたなタイプの女性が店員だったらドキドキしてきちんと注文できるだろうか。。

 

ええーい、なりふりかまわん!! キムタクになってしまえってことで、

 

お店に入る。

対応してくれた店員は、遥か遠い過去に榮倉奈々ちゃんだったであろう方だった。

 

ひとまず、安心。((良かった・・・緊張せんぞ))

 

そして一言。

 

「適当に花を見繕ってください」

 

今思えば店員が「ざっくりだな、おい!!」って顔だった。

 

当然聞かれる。

 

「プレゼントか何かですか?」

 

「ええ、嫁に・・・・。」恥ずかしい・・・・(*_*;

 

「かしこまりました」

 

見繕ってもらった花がこれだ。

 

ラメをちりばめてもらった。

 

最近女性のプレゼントで流行りらしい。

 

これはかわいい。。男性の私でも花に虜になった。

 

急いで車に入れ乗車。

 

家までの岐路、車中で思う。

 

さて、どういって嫁にこの花を渡すか。

 

ロマンチックな言葉がいいだろうか。感謝の言葉がいいだろうか。

 

悩む・・・・。

 

よし、たまには泣かせるロマンチックな言葉をいってやろう。

 

家についた。

 

ドアを開けた。滅多に帰った時に部屋から出てこない嫁が部屋からでてきた。。

 

「うわ!!想定外。。。」

 

そして車中でシミュレーションをしてバッチリだった私が言った一言。

 

「ほれ、プレゼント。」

 

理解できているのとできるのとは違う。

 

こんなにもドキドキしたのは久々だった。

 

嫁は今日この日が記念日だったことを忘れてたように

 

「え、今日は何の日?」

 

わかっているくせに・・・、女性ってそういう生き物だ。

 

でも、嫁は大喜びだった。

 

人生ではじめて花をもらったらしい。携帯で一所懸命撮影し、待ち受けにもしてる。

 

ラインもやりご披露しているらしい。

 

でも思った。人に接するときは、自分らしい精一杯の言葉を伝えれば伝わることだ。

 

気の利いた言葉を添えられれば尚いいが、私はそういった気の利いた言葉言えないが

 

今までは行動に全て表してきた。そんな自分を好きで一緒にいてくれているのだ。

 

そこで私が気の利いた言葉をいった暁には、天変地異が起きたかのように呆気にとられるだろう。

 

勿論、キムタクの私が言ったらより効果を発揮するだろうが。

 

ということでひとまず、34歳柴山、人生ではじめて花をプレゼントし、人生ではじめて花をもらった嫁とのひと時でした。

 

では失礼します。