夕方、テレビを見ていると、とあるイベントで入場者数が○人を達成したっていうニュースをやっていました。

その画面の端の方に中学生のときからの友人Kくんの姿が。

「彼も行っていたのか。」

なんて思ってると、次の瞬間、画面にKくんのどアップが!

…僕の身内でさえ、自宅のテレビの画面をあれだけ大きく占領した人物はいません。


○人目の入場者はなんとKくんだったのです。

ライトを浴びてインタビューを受けているKくん。


しかし!


彼以上に舞い上がってしまったのが僕。

普通テレビの取材なんかを受けると、スタッフ~の方が放送時間なんかを教えてくれますよね…。

でもそのときはそんなこと考える前に、携帯に手が伸びてました。

「テレビに出てること教えてやらなきゃ!」


電話に出たKくんの話を聞くと、会場の入り口で取材を受けることを主催者から知らされていたとのこと。

その道ではかなり有名な会社のイベントだったようで、全国ネットのキー局の放送局からも取材を受けたようです。

家族で出掛けていたようで、最初は息子さんに○人目の大役を押し付け…いや、譲ろうとしたそうですが、奥さんから「Kくんが行こうといったので…。」と主催者にリークされたことで、Kくん自身が取材を受けることになったそうで…。

「僕らぐらいの年齢になると、マスコミで実名が出るって悪いことしたときだよねえ…。」

なんてバカな話をして電話を切りました。


ちなみに記念品として、その道を歩いている方なら垂涎の品物(しかも大量に。)をいただいたそう…。

ただKくんは

「あんまり価値が分からない自分がもらうのは申し訳ないなぁ。」

と言ってました。


それにしてもびっくりしたなあ…。

うん。

びっくりした。