日曜日、夕食後ちょっと「エス」と出掛けました。

コンビニに立ち寄り、ダイエットコークを買って外に出ると、小学校低学年の男の子が僕の「エス」をじっと見つめていました。

「小さいのに分かってるじゃん。」

なんて思ってると…。


「この車、屋根が黒い。変なの!」

「たった二人しか乗れないんだねえ。」

「羽(リアウイングのことか?)もないし…」

などと散々けなしてくれた挙句、最後に

「この顔(フロントまわり?)ブサイク!」(!!!)

と言い放ちました。


「ブ、ブサイクだぁ?」

子ども相手になんですけど…。


ええ、久しぶりに「カチン」ときてしまいましたよ。

一緒にいたその子どもの父親と思しき人は、僕が「エス」のオーナーだと気づいてたらしく、かなり気まずい表情をしていました。


もし、この子どもだけだったら…。

長時間に渡り、「エス」の魅力について聞かされることになっていたでしょう。

…命拾いしたな、子ども。


ちなみにその男の子は、言いたいことをいうとミニバンの陰に止めてあった車に乗り込みました。

車はランサーEvo.Ⅸ。

「2㍑で280ps、40㌔のトルクを発生するエンジン」

「ハイテク満載のシャーシ」

「動力性能の高さゆえに巨大になったリアウイング」

仲の良さそうな親子ぽかったから、父親から「ランサーの魅力」をいつも聞かされているのでしょう。


…まあ許してやりましょうか。


でも僕は…。

「S2000なんだよ!」