最終的にはRX-7(FD3S)とS2000のどちらか…ってことになりました。
この2台、最高のスポーツカーらしく多くの共通点があります。
まずエンジン。
かたや市販車唯一のロータリーエンジン、かたやレシプロエンジンでNAながらリッターあたり125ps(僕の「エス」は2.2リットルなんで出力が少し落ちてますが…。(^_^;))発揮するエンジン。
構造はまったく違いますが、いずれも世界的に見ても稀有なエンジンだと思います。
そして前後の重量バランスに優れたFRレイアウト。
低いボンネット、ロングノーズ&ショートデッキ(ボンネット部が長くて、運転席以降が短い…あまりいい説明じゃないですね。)のスポーツカーの典型的なスタイル…。
やっぱりこだわるべきとこを詰めていくと、似たようなパッケージングになるんでしょうね。
で購入の決定となったのが車に対するメーカーの考え方です。
部品流用があたり前の自動車界において、S2000はすべてが専用設計であり、ホンダの乗用車中唯一のFRレイアウトを採用。
あえてコストが掛かる手法を採りながらも、メーカーの理想を追求した…ホンダのS2000に対する「特別さ」を実感できるところです。
RX-7もほぼ専用設計ですが、マツダにはもう一つロードスターというFRのスポーツカーがあります。
当然このことはRX-7の魅力を減らすものではありませんが、ただ僕は「唯一」とか「専用」という言葉に弱いもので…。
あとS2000がオープンカーってところも選択の理由でした。
常にエンジンを回さなくても、幌を開けて走るだけで楽しめるんじゃないかと思ったわけです。
実際にオープン状態で乗ってみると自然に顔に笑みが浮かんできます。
これは正解でした。
このような経緯があって僕の「終の車」となることになったS2000(AP2)通称「エス」は、去年の3月の終わりに注文、5月に納車となりました。
…文字が多すぎて写真が入らなくなりました。(^_^;) (…続く。)