花独生活…密告 | 腹回り鏡餅に浮輪ネガポジ部屋

腹回り鏡餅に浮輪ネガポジ部屋

光と闇は表裏一体。
2017年末に 脳梗塞で倒れ 糖尿病も併発、軽い右側麻痺、言葉がたどたどしい。
LDH系、特に三代目JSB、特に登坂広臣(臣ちゃ)好き♡♡♡
斎藤工(工ちゃん)好き♡♡♡
《いいね》は生存確認、内容に関わらずしてます。
(記事に無関係、無神経な※ 無言削除)


旅行中。

ずっとサングラスをかけてたダーリンの真似っこで、私もサングラスをしたりしていた。
馬鹿なりの、寄り添い方。

明らかにおかしいけど、少しでもダーリンに近付きたくて、そんなことを必死でやっていた。

夜。

宴会の時、さり気に自分の隣をキープしておいてくれたダーリン。

この時に肩を抱き寄せてくれた写真。
本当に幸せそうな顔の私がいた。

宴会後に皆で外出するってことで、途中で抜け出し、着替えて戻るとオババが待ちかまえていた。

『はい、チビちゃん、歌って!!』

と。

宴会はカラオケ大会になっており、B店がまだ誰も歌ってないから、と。

格好良く十八番の【少女A】を歌いたかったのに、【オカマ】と化したオトボケ店長とピトピが出現。
(2人とも、ふざけた化粧して、オトボケはミニスカートに網タイツだった)
見事にくわれちまった;

オマケに、何を思ったか、急に私をお姫様抱っこで抱き上げたオトボケ。
(今なら持ち上がらないだろうな;)
ストッキングを履いていたとはいえ、私のパンツ丸見えですからっ#

まぁ、お陰で【オカマに囲まれて頑張ったで賞】を頂けたが(苦笑)。

宴会が終わると、近くのカラオケバー的なお店へ。

ダーリン・私・にぃやん・カレンちゃん・エイゴ店長・他の店舗の女子2人で。
皆でワイワイ話して、楽しい時間だった。
が、2時間もすると、酔いの回ったエイゴ店長が【説教エイゴくん】になってきたので、部屋へ戻ることに。

ダーリン達の部屋で、改めて飲み直し。

とても飲みやすい、甘口のポン酒が出てきたのだが、私には非常に厳しい監視人がついていた。

ダーリンだ。

過去に私が潰れたのを知っていた彼が、私のペース管理をしていたのだ。
(過去といっても、この数ヶ月の出来事。自分で暴露してあった;)

一口飲んだら盃を取り上げ、何分かすると

『ん、良いぞ。』

と、また一口飲む許可が出て、ってな具合に(苦笑)。

たわいもない話しをしながら、皆で賑やかに、和やかにやっていた。
ほろ酔い気分になり、さぁ、これから…って時…。

なんと、オーナーが現れた。

一度は帰りかけたのに、再び戻ってくると、にぃやんを呼びつけた。
違う部屋の隅で、何やら説教。
どうやらにぃやんは、殴られた様子。
(にぃやんの母親の再婚相手がオーナー)

その後、私達の所へ戻ると

『明日も早いんだっ!皆、自分の部屋へ戻りなさいっ!!いくらハタチ過ぎてても、私は大事な娘さん達を預かっているわけだからっ!!』

と。

時間はまだPM11時前。
子どもじゃないんだから…とは思ったのだからが、オーナー命令では仕方がない。
皆は不満を感じながらも、解散。

ところがそのあと、自分の部屋へ戻った私は、とんでもないモノを目撃した。

部屋へ戻ると鍵が開いていた。
同室の誰かが、お風呂に行ったのか。
不用心じゃね?

てなことを思いながら部屋に入ると、他の人達は寝ていた…。

んっ!?

なんか居るっ!?

そこに居たのは…

なんと、オトボケ店長!!

オババの布団に2人仲良くおさまってる。

勿論、ここは女子部屋。

はぁっ!?と思ったものの、私が口を開く前に

《どぉしたの?》

とオババ。

『いやぁ、オーナーに追い出されたんすよぉ。』

と答えた横から

{{うん、そぉだよぉ♪}}

とオトボケ店長。

かなり酔っている様子の彼は続けた。

{{俺、オーナーに言ったもん♪}}

《何を言ったのッ!?》

{{別にぃ~♪知ぃ~らないも~ん♪♪♪}}

あの、人を喰ったようなスットボケた顔でそう言うと、あさっての方を向く。

急にオーナーが来たのは、オトボケ店長が何か関わっていたのは明らかだった。

意味不明なことを、いつもに増してスットボケた顔で言う、その顔にムカついたのと、酔っ払って、バカ丸出し感満載のオヤジの相手をするのが馬鹿馬鹿しくなり、寝た振りをした。

オババが

《ねぇえぇ~オトボケちゃ~ん~。自分のとこに帰って寝なよ~。》

etc.と暫くは言っていたが、彼は完璧に寝てしまったようだった。

私も知らぬ間に寝てしまっていた。

翌朝。

目覚めると、オトボケ店長とオババは、2人仲良く眠っていた。
私の隣の…シングルの布団で。

次々と目を覚ました他の人達が、驚いて2人を見ていた。

そう。

オトボケが一緒に寝ているのを知っていたのは、私だけだったのだ。
皆、あえて何も言わなかったが、非常に変な顔をしていた。

そりゃそうだろ。

前夜、皆でわいわいやっていて、気付いたら寝ちゃった…というならまだしも、同じ会社の社員とはいえ、自分達の全く知らぬうちに男が紛れ込んでいたのだから。

そこで目覚めた2人。

一瞬【しまった】って顔をしたオトボケ。
その場の空気を誤魔化す為に、すっとんきょうな声を上げる。

{{みなさんっ!!おはよぉございますっ。いやぁ~、 寝ちゃったみたいですなぁ~。あはははは。それでは、ども、おじゃますますたぁ~♪}}

いや、この場合、何をやっても誤魔化せやしないと思いますが;
そうしてアホは去っていった。

朝食の時もダーリンの横をキープした私は、早速オトボケ店長のことを報告。
その話しはダーリンからにぃやん、エイゴ店長達に伝わる。

皆でオトボケ店長を睨みつけていたが、彼は決して目を合わせなかった。
流石、小心者のコシギンチャクである。

帰りのバスの中、ダーリンにもたれて寝ていた私。
途中から、シッカリ腕を絡ませ、幸せな気分に浸っていたのだった。

後から思えば…。
よく堂々とやったもんだ;