世界最小クラスのエレクトリックソプラノウクレレを目指して、小さなウクレレを作成しました。また、壁掛け用にアタッチメントを作成しました。材料は100均製、穴あけポンチ(工具)も同じく100均製です。内部の電磁気シールドのやり方に工夫を織り込んであります。
<ボディ&ネック>
ワンピースヘッドレス ボディ中央部にマシーン・ヘッド搭載
9V電池&高音質バッファーアンプが搭載可能なスペースを内部に確保してあります
ボディサイズ 全長=432mm 幅=75mm 厚さ=25mm
ボディ材=檜一枚板
ブリッジベース=黒柿 ブリッジ=牛骨
指板=黒柿 ポジションマーク=竹
裏側弦回し構造=Φ22mm鉄パイプ(廃棄椅子から)

0フレット部幅=36mm (通常のウクレレ同等)
スケール=356mm ソプラノスケール
フレット数=14
チューニング=High G type(一般的なウクレレチューニング)
塗装=木地着色(青&黒&黄色=鶯色)&木工用シーラー&ラッカー仕上げ
ピックアップ=ウクレレ用ブリッジピエゾ 1MΩボリューム付き
<全体>
重量=472g
構想&制作日数=約50日
<音質>
生:すごく小さい音です。夜中にマンションで弾いても全く気にならない位です。
電気:ウクレレらしい優しい音が出ています。
<参考>
構想から作成完了迄長く掛かってしまった理由は、2台試作品(構造確認品)を作成していたためです。正直言うと、失敗作を2本も作ってしまいました。
また設計構想図面は紙と鉛筆での作成のため、約7枚ほど書き直しています。試作品から得られた、主な知見(反省点)は以下です。
*ヘッドレス方式でのナット方式では、ナット溝の調整が非常に困難でした。従い0フレット方式に変更。
*ヘッドに一般的なチューニングメータを挟む場所がなく、チューニングがちょっとメンドくさい。従ってヘッド部の形を工夫しました。
*当初スロッテッド方式(クラシックギター等に搭載)のチューニングペグ搭載方式としていましたが、弦張りがとてもメンドくさいということが改めて判明。従って通常のペグ横出し方式としました。
*ボディ裏側で弦がボディに当たっているとチューニング時にピックアップに振動が伝わり、キュッキュ音がします。またチューニングも安定しませんでした。従いボディ接触部分を最低限とする構造とし、裏側部も弦がなるべくストレス無く真っ直ぐ通過できるよう、弦通し構造を見直しました。