サンデークロック の事。
茨城県笠間市(旧友部町)にある夫婦二人で運営している小さな写真館です。
商店としてのあり方は商品とお金を交換するという行為で成り立ちます。
もちろんお客様によって成り立ち、支えられていますし多大な感謝とできる限りの自分たちなりの恩返しをいつも考えています、ですので上下の関係にあるとは考えておりません。
自分たちも同じように時間を費やし、価値観を相互で得ている、つまり『交換』している同等の関係にあると思っております。
相手が知らない価値観や技術などをこのぐらいでいいだろうとコントロールすれば上記のような関係は成立しませんが、お求めいただく価値観をこちらからしっかりお伝えし、相手にとって自身にとってマイナスな点がある場合は素直にお伝えしご理解いただいてから進む、そういうあり方でしか同等ではいられないと思っております。
自動販売機のように明記してある金額を入れて同じ商品がガコンと出てくる、
もちろん写真屋さんはそんな風にできるわけはありません。
そういった価値観の混在や認識の相違について考えると露出や濃淡、服装、髪型、表情、ノイズや光の位置、構図や行動、動機などの要素がどのぐらい目的にマッチングしているかを指しているように感じます。
さらに100を基準にしたら50ぐらいだからハマる事や、まさかの300出ましたねのように本人のバイオリズムとセレンディピティのような偶発性を含む意思とは関係ない要素も多大にあるしそこに面白さがあったりと感じます。
いい写真はとても簡単でとても難しい側面があるので少し口うるさくはなりますが色々な説明や自分なりの考え方をお伝えさせていただいております。