希望。 | Sunday clock

希望。

はい、ありがたい事にばたばた色々と移動する機会が増えています。

写真の残し方のお話。


今日は、古い写真をアルバムにして欲しいと言うお問い合わせを受けて、
朝からお会いしてきました。

その方は、もうすぐお孫さんが生まれる新米おばあちゃん。

小さい頃から今年の還暦を記念に、自分史を作りたいとの事。
思い出の写真を沢山見せてもらい、選んだ写真をお預かりしてきました。

古い写真をスキャニングして、色や濃度等の画像修正をして一冊のアルバムにまとめます。

生まれてくるお孫さんに見てもらいたいとの事でした。

何度もブログに書いていますが、写真撮影の『意味』にこだわっています、
撮影自体を楽しむ、これは非常に大事ですが、本題は記念や残す。

では、何故残すのか?

自分の生きてきた足跡をまだ見ぬ誰かに見せる。

意味や理由は人それぞれですし、僕はまだまだまだまだ人生に置いて若造で経験も足りませんが。
いつの日かまだ見ぬ誰かまで笑顔になれたら素敵だなと感じています。

今日の写真を選んでいる最中に息子さん夫妻が実家に遊びに来て下さいました。
一緒にテーブルを囲んでわいわいと。。

『わーー父ちゃん若いねーー(笑)』
『母ちゃんなに?この髪型!!』

なんて会話がすごく印象深く、すごく大事な物に感じました。

小さい自分を見るより、若い父さん母さんを見る目がすごく嬉しそうだった事、
それを見るお母さんがもっと嬉しそうだった事。

僕が一人でやるには限界もありますし、伝えるのがあまり上手ではありませんが。

こんな瞬間を増やして行きたいと思うんです。

これ本気です。

今回の震災で、何も考えられない日が続き、何かを見れば心に大きく穴の開く毎日。
地元のカメラマンさん達はそれぞれに復興に向けての活動をされていました。

僕には何が出来るだろう、様々な葛藤の日々。

この時代を生きる。

少しずつですが見えてきました。

其処には、希望があると思うんです。


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