新章スタートなのにすんごい陰鬱
前作から２０年経過したとはいえ、山内と雪哉のあまりの変わり様に気持ちが落ち込みました。
失踪中の父からある山を継いだ安原はじめが人間の世界と変わらない山内に入り、烏達と出会い、政争に巻き込まれるお話。今巻に至るまでに何があったのかはわかりませんが、いるべき人物達がほとんどいない。そのうち１人の安否にショック受け、雪哉が何かの目的のために演じているだけなのでは…と願わずにはいられなかった。１日で読めてしまうような読みやすさですが、ラストの驚きの展開はどっしりときました。
いずれは本の紹介にある「滅びゆく山内」なのだろうな、と思わずにはいられない。
それでは
当ブログで使用した投稿ネタ、テキスト、内容、語句・文体、動画・写真等の表現法を盗用したアメブロ公式ジャンルでの無断掲載はご遠慮ください