学校に物理・言語療法があったのですが、コロナが流行り出してからはなくなりました。午後から、または放課後だとムスメが疲れきっているのでセラピーは無理。週1〜2回で30〜40分くらいのセラピーのために学校を遅刻、早退はさせたくない。そんな理由でセラピーは長い間していなかったのですが、先月に学校から理学療法をするお知らせがありました。先週木曜日、学校を早退してムスメと小児科へ紹介状をもらいに行きました。
学校に迎えに行くと昼休み中で、スマホ、タブレットが使用でき、音楽も聴ける「メディアゾーン」にいました。クラブかと思うくらいガンガン大音量の部屋にたむろってるのはスマホをいじりなからだべるティーンエイジャー達。そこにムスメは机に1人で座ってバービーのお絵かき張で色ぬり(笑)。もちろん教師はいて、だべっていた女子が私に気づいてムスメに声かけしてくれたりするので対人関係に問題はないのはわかりました。
ムスメの初めての理学療法は生後3ヶ月の頃。検診で仰向けになり、両腕を持ち上げたら首がすわってなくてダッラァーン…。紹介してもらった理学療法士さんに、
【例】赤ちゃんのボバース法
自宅でもするように育児でヘロヘロだった私もボバース法を一生懸命習いました。横にして背中のツボを指で圧し、反射で首を持ち上げさせる運動でしたが、療法中に火が付いたように泣いているムスメを見たオットーは、
「拷問やな」
呑気に言われてキレそうになりながらも、毎日必死にやりました。その成果で理学療法に通いだしてすぐ、首が座りズルハイするようになって嬉しかった…けどこれが多動の始まりになる(笑)。生後8か月で理学療法は終了しましたが、今でもその時の理学療法士さん達には感謝です。
学校にお迎えでムスメと一緒に帰る時は、市バスを使わずに近くの墓地を通り抜けます。
お墓を眺めながら歩くムスメ
暗くて恐ろしげな雰囲気はなく、墓石に春の花が植えられていたり、季節のデコレーションで飾られたり、墓地内はちょっとした庭園みたいになっていて憩いになります。
「死んだ人達がいるから静かにしないとだめ、シ〜ッ」
以前、学校から見学に来たみたいで、そう言いながら歩きます。墓地を散歩なんて不謹慎ですが、実際に行ってマナーや生死などを学習するのは、本で解説したり、話すだけで知るより効果的。
ところで…、
私とオットーは老後も我が片田舎の町で過ごして人生を終えます。私達夫婦は引っ越しするつもりはないし、ムスメにとっても生まれ育った住み慣れた場所で、小さい頃からお世話になっている福祉団体もある。
だからこの墓地を永眠の地にするつもりです。よく来て知る墓地ならムスメでもお墓参りに来やすくて寂しがらないかなと。
そういうわけで、
墓地に行くとムスメと歩きながら、どこら辺がいいかなあと埋葬されたい場所を考えながら歩いています。
理学療法は週1で6回ぐらいとまずはお試しです。
それでは