秋休みということで昨日、ムスメは知的障害者向けデイサービスに行きました。行き先は屋内アスレチック施設。自宅前の送迎サービスを利用、午前9時から午後15時まで夫婦またはひとり時間を過ごせました。
お話をタイトルに戻し…、
長い休み明けや新学年になったばかりは学校に行きたくないと口にします。単純に家で好きに遊べないのと、低学年の頃とは違って勉強もそれなりに難しくなり、クラスメイトはほぼ一緒ですが先生達の接し方が時に厳しくなってくるからです。
そんな時は、
ママとパパは学校の先生みたいに勉強を教えてあげられないし、家にいては人間関係、社会生活etc.を習えないし築けない、第一に私とオットーが働けないから居てもらったら困る、とはっきり言っています。生きていれば少々嫌でもやらなければいけなかったり、思い通りの環境で活動できない事が山ほどある。
単語1つだけでも周りに意思を伝えられるのに、何もせず渋ることは私は受け入れない。無条件に「嫌なら休めばいいよ」「無理にやらなければいいよ」「繊細さんだから辛いよね」と学校に代弁してあげて子供の気持ちに寄り添えるできた母親ではありません。また、「しょうがい」を「障がい」「障碍」と濁さず、「特性」は個性ではない「障害」と言い切る派です。ムスメは知的/発達障害であること、支援学校に在籍しているのも近所など周りには黙っていません。ただ、我が家を外のストレスを忘れて落ち着ける場所にしてあげているから自宅学習、習い事、トレーニングはせず、学校で何かトラブルがあればためらいなく警察へ被害届も辞さない構えでいます。実際、同じ学校の面識ない中学男子が当時、低学年のムスメに会いたいと自宅直撃したとき、近づかせないように先生達と話をつけ、次に来たら直接、警察へ通報するから学校から男子の親御さんにもお伝えくださいと宣言しました(それからは来ない)。
話を戻し、
8月から新学年スタートして約2か月。
「学校行きたくない!家にずっといたい〜!!」
「キーーーッ!うわぁああんん!!」
グズって泣いたかと思うと、金切り声でヒステリックに叫びました。理由を聞いたら、クラスがうるさいから集中できなくて気が散ってしまうとか。多動と注意力散漫なムスメにとって、授業中の集中は超がつくほど気力と体力を削る辛い作業です。でもムスメはそれを先生には言いませんでした。
だから、
「連絡帳に書いとくから、あんたから先生に渡しや。まずはあんたがちゃんと先生に言わなあかんねんで?」
「うん…」
内容は「ムスメがクラスがうるさくて集中できないと言って泣きました。個人面談をしてください。イヤーマフラーをすると落ちつくので持たせます」。クレームではなく、子供視点だからだと全体の状況を把握できないので面談を申し込みました。先生からの返事は「イヤーマフはOkです。面談は後日、予定しているので日時が決まればお知らせします」とのこと。
ムスメ自身でこういう事に対して妥協できたり、解決できるように甘やかさず、ギリギリまで見守ることにしています。突き放してますが、連絡帳のように必要ならいつでもどこでもサポートするからねという意思表示は忘れません。
それでは