注意ドイツのネットフリックスで配信されたシブリの「君たちはどう生きるか」を観た感想です。正直な気持ちと言葉なので読むと不愉快です。けなす内容でもかまわないという方だけ読んでください注意

 

はじめに、
 

スティーブン・スピルバーグ監督「宇宙戦争」を観て、彼がネトフリを批判したと思ったら、

 

下矢印コロッと尻尾を振ったとき、

 

「この人は年を取った」と悲しくなりました。そして宮崎駿監督にも「この人はもう映画は作れない」とスピルバーグ監督同様のことを思いました。

 

また、

 

こんなんで賞を取れるアカデミー賞はたかが知れてると感じました。

 

 

公開後の評判で難しいと噂で聞いてましたが、何が難しいのか0%わからなかった。話に中身も何の説明もなく、小難しいタイトルなくせに伝えたいことが微塵もわからなかった。これを面白いと思えたり、監督が込めたメッセージがわかる気がするという人は、ジブリや宮崎監督なら何でもかんでも傑作と絶賛する信者さんぐらいではないか。

 

ベースは「千と千尋の神隠し」、随所に過去作品の既視感あふれるシーンで年寄りによくある同じ思い出を繰り返して語るアレ。実に辛気臭く、つまらない2時間だった。

 

しかしながら、

 

火災で母親を亡くし、父親が再婚した相手は叔母で妊娠中。裕福ながらも複雑な状況と心境の少年・眞人の我慢と苛立ち、最後にそれを受け止める姿は良かった。だから老監督の混濁を入れて意味不明にせず、奇妙な青サギにいざなわれて薬物中毒や精神疾患の幻覚のような異世界を冒険したならジブリらしい綺麗な作画のコレよりマシな作品だったろうなあと思う。

 

最後に、

 

声優は必ずしも下手ではない。例えば、キムタクはらしくなく、エンドロールを見るまでわからなかった。作品に合っていなくて下手に感じてしまうのが残念。時代設定もわざわざ戦争中にする必要性はどこにもなく、「あの頃はァ〜」みたいな年寄りの昔語りに付き合わされているようだった。

 

 

別に生死、社会、大人になる云々を考えるためではなく、現実の何もかもほっぽり出して普通に楽しめる作品は宮崎監督はもちろん、ジブリには作れなくなったのかと疑う。一度観ただけでわかった気になってんじゃねえよ!というのは承知していますが、アレをまた2時間観る気には二度となれず、時間の無駄。

 

下矢印全話ではないけど、宮崎監督の作品で好きなやつ

 

下差しOPはダ・カーポ、名曲

 

こういうのがいいんだよ…と懐古する私も年寄りです。

 

それでは

 

 

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