主に初見の作品をザックリとご紹介。タイトルと予告編はほぼ原語版、サブタイトルはカット。
紹介後に打ち切りになる作品や予告編が消されていることがあります。ネタバレなし
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ボドキンアメリカ・アイルランド製ブラックコメディ。アメリカ人ポッドキャスターとアイルランド人ジャーナリストが未解決失踪事件を調査していくうちに村の闇深い秘密を明かしていき、巻き込まれるお話。ミステリーとしても面白い。不可思議な失踪事件の蓋を開けてみたら…神秘的でも何でもない現実的な真相がブラックコメディらしかった
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アスンタ・ケーススペイン製。地元で有名な夫婦が養子縁組した中国人の少女(当時12歳)を薬物多量摂取させ殺害した実際の事件を描いた作品。多感な時期に加え、「ギフテッド」という難しい子育てが嫌になったモラ夫とアダルトチルドレン妻。彼らの「思ってたのと違った」みたいな身勝手な犯行動機は鬼畜。強引だけど被害者のために捜査する刑事達の執念が熱く、俳優、写真等の再現率が高くてゾッとしました
詳しく書かれた記事(英語版)
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ダンシング・フォー・ザ・デビルtiktokで人気のダンスグループは実はカルト宗教の隠れ蓑で、例にもれず教祖が私利私欲を肥やしているというお話。ここまで洗脳されていたらもう自身で気づかないと救いようがない。「成人」が同意して参加しているので打つ手がないのも問題。tiktok利用者と運営、話題性を利用してダンサーを起用する企業のモラルが低すぎ。今でも野放し
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アントラサイトフランス製。タイトルの意味は石炭の一種の「無煙炭」。かつては炭鉱町だったレヴィオナで30年前に起きたカルト教団事件を取材したジャーナリストの父親が失踪し、彼のひとり娘イダは失踪したとされるレヴィオナを訪れる。そこでイダはハロという青年と出会い、2人は父親の失踪とカルト教団の謎を調査していくが…。小さな田舎町に住む人間達の暗い秘密というありがちな設定ですが、超常的なのか人的なのかはっきりしないミステリーな展開や明かされた秘密や真相はなかなか良かった
以上です。
それでは