オットーと私の好きなドラマのジャンルは全く違います。私はドキュメンタリー、ファンタジー、ホラー、アクション。オットーは主にSF系で、とくに拷問などのグロテスク・暴力シーンが苦手です。私のチョイスでは一緒に観れないので、オットーのジャンルから選んで観ています。

 

※無駄に長いので適当なところできり上げて下さい。予告は英語版です。

 

オットーが選んだのは新作の…、

 

 

原作は「三体」という中国人作家・劉慈欣氏の三部作からなるSF小説。

 

 

タイトルの意味は「三体問題」から付られてます。ほんとザックリ言うと、地球から宇宙へ情報を含めた電波を送ったら、地球外生命体がそれを受け取るが…みたいな感じの話。舞台と登場人物達が変更され、私を含めたネットフリックスの視聴者レベルに合わされてます。原作はもっとSFっぽいとか(オットー談)。

 

政治色が濃く、プロパガンダが散りばめられた内容かなあと思っていましたが、文化大革命以外はほとんどなく、意外にもしっかりしたSFな出来でした。ただ、主要な登場人物達は秀才の学者や起業家なのに、見た目より幼稚すぎてヘタクソな恋愛映画または青春映画を見てるみたいでイライラすることが多かったのがマイナス。

 

それでですね、えっと…

 

私、アホなんで天体物理学を理解するなんて無理ゲーに近いです。なので一時停止してオットーに図で解説をしてもらいながら鑑賞しました。わからなくても面白いですが、物理科学、理論や仮説を知っていたら楽しさの幅が広がるかと。

 

"電波に情報を乗せる"の説明

 

ラジオのFM、AMにしても難しいな!

 

三恒星の"引力"の説明

 

図にしてもらったら分かりやすかった。

 

この作品に登場する理論と仮説の中で興味深いのは…、

 

下矢印ダークフォレスト(暗黒の森)仮説


フェルミのパラドックス→宇宙人がいるならなぜ接触して来ないのか?という矛盾

 

最近、オットーから聞かされるまで初耳でした。なるほどあり得るな〜と考えてしまう。学者さんてやっぱ賢い。

 

下の動画はオットーがよく見ている宇宙系ユーチューブチャンネルで、チンプンカンプンな私に送りつけられてきました(笑)。英語ですが分かりやすくかつ短く説明されていて、天体物理初心者にも比較的優しい。

 

下矢印三体問題

 

下矢印ダークフォレスト仮説

 

下矢印宇宙へ電波の送信

 

プロデューサーはラストまでの4シーズンを制作する気マンマンらしいですが、容赦ない打ち切りをするネットフリックスのことだから次があってもラストまで制作されるか怪しい。

 

それでは

 

 

人気ブロランPOCHI

 

 

 

下矢印トライポッド.シリーズ。地球を侵略した宇宙人との闘争。ラストは人の愚かさにちょっと悲しくなる…

 

下矢印ブラックジョークが最高な宇宙旅(笑)。著者ダグラス・アダムス氏が急逝して無念の未完。6巻目の構想が残されていたとか…。全5巻、それでも読む価値あり。映画にもなりました

 

下矢印スピーシーズ。エイリアンとの交信で得たDNAで創造した"人間"が研究から逃げ出して本性を現す…。この1作目は大変良いですが、続編2作はダメです

 

下矢印Vとはビジターの略。私が好きな侵略SFドラマ。友好的なヒトの姿をした宇宙人は実は…。リブート作品もあります

 

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