2023年4月。夏休みに旅行するならボチボチ考えんとなあと思っていたとき、オットーが解雇されてそれどころではなくなりました驚きあせる。何とか無事に再就職することができ、8月から新しい会社で働いてくれてますε-(´∀`*)ホッ。

 

解雇した会社から退職金2万€(約318万円)を勝ち取ったことなので、ムスメの学校の秋休みに家族3人で旅行へ行くことにしました。

 

新幹線後ろ新幹線真ん中新幹線前

 

そのお金で行き先はもちろん日本…といきたい所ですが、実家とか帰る場所はないし、知人友人はとうの昔に疎遠でいないのと同じだしで私とオットーは一時帰国する意味がない。何より、空港+飛行機+超長時間フライト+外国語+異国の往復は感覚過敏、多動、不安症etc.のムスメには耐えられない。

 

新幹線後ろ新幹線真ん中新幹線前

 

旅をする時、まず考えるのは目的地、予算、日数ではなくて自宅からの「距離」。我が家は車がないので電車の旅。今は「(月額)49ユーロチケット」があるので近距離ローカルでなら公共機関の乗り物は乗り放題です。しかも、ムスメの障害者カードはムスメと付き添い1人が無料だから、旅の往復交通費は1人分の49ユーロチケットで済みます。

 

そこで、

 

ムスメが電車の旅を楽しめる範囲の移動距離を考慮。1時間ぐらいなら座席に座ってられるようになり、乗り継ぎ時間を含め最長で3、4時間ぐらいが限度。ローカル電車で行けて、それぐらいの移動時間、ムスメが暮らし慣れた国内の訪れた事のない場所…を探したら観光地Aがありました。地名は旅行が終わるまで内緒で。変な人が嗅ぎつけてこないように…なんて。観光地Aは乗り継ぎなしの快速列車で2時間。お絵かき、本、飲食、車窓を眺めたりしながら時間を潰せる範囲です。

 

電車のチケットも予約購入する必要なく、目的地が決まったところで次はホテルを探しました。

 

次回に続く