今日はムスメと小児科にレボチロキシン（甲状腺ホルモン）のお薬の処方箋をもらいに行きました。
その帰りのバスで…、
２０代前半くらいの１人の男性が私達の３席前に座りました。松葉杖を持っていた男性が座るやいなや、
物凄い強烈な悪臭
嘔吐やら糞尿やらの不潔な臭いではなくて…、
人の腐敗臭
なぜわかるかというと、大動脈解離から院内感染で昏睡状態になった兄（享年４１歳）の右足の下腿部が壊死し、その臭いと男性が放つ悪臭が酷似。何ていうか、生ゴミの最悪版みたいな…。灰色のスウェットパンツを穿いた男性の両下腿部は薄茶色の染みで汚れていて、その部分から臭っているようでした。
男性の様子も良くなく、降車するまで何かに耐えているような脂汗が滲み、辛そうな表情で黙ったまま。乗客はみんな無言、後から乗ってきた人達はその悪臭に前の席へ逃げていき、いちばん近くにいるのは一番後部に私とムスメだけ…。そんな中でムスメは平然としていたし、危険以外は人をそれだけで判断してあからさまに避けたくはないからそのまま座ってました。
「ただの不潔なだけかもしれんし、🐕💩でも踏んだんちゃうか」
オットーはそうあっさり言いました。そういう風呂入ってない汗や糞尿の不潔な臭いなら移動してました（というか🐕💩は逃げるくらい臭くない）。が、その臭いとは明らかに違う壊死のような臭い、何かを堪えたような様子、松葉杖をついてやっと歩けるような状態の男性が心配でした。とはいえ、助けを求めてるような素振りもなく、両足に何らかの事情がありそうなのをわかっているようなので声をかけることはしませんでしたが、「大丈夫かな
」と男性が降りるまで気になってました…。
あまりの強烈な悪臭だったので今でも幻臭がしますが
、何であれ良くなることを祈ってます。
それでは
【亡兄】
１０歳上。急性大動脈解離で手術しなければいけなかったのですが、高血圧のため手術ができない状態てした。一時期は集中治療室から一般病棟に戻ったのですが、そこで院内感染で昏睡状態になり集中治療室へ。高血圧で手術はできず、感染もやれるだけやりましたが、目覚めることなく再び解離が起きて亡くなりました。
皆様、高血圧には絶対気をつけてください。